大洗マリンタワー(おおあらいマリンタワー)は、茨城県東茨城郡大洗町にある高さ60mの展望台。
概要
設置者は茨城県。指定管理者制度により、大洗町が管理・運営を行っている。2019年(平成31年)3月よりみなとオアシス大洗認定施設である。
大洗港内の港中央公園に立地しているため、高さ55mの展望台から眼下に大洗港の様子を眺めることができる。
茨城県は2021年12月から新たに施設命名権の募集を行う施設を発表し、大洗マリンタワーも施設命名権の募集の対象となった。公募の結果、ひたちなかエネルギーロジテックが命名権を取得し、ひたちなかエネルギーロジテック大洗マリンタワーとなった。
歴史
- 1988年(昭和63年)10月 - 開業。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 東日本大震災の津波で1階が被災し休業。
- 4月16日 - 営業再開。
- 2014年(平成26年)8月29日 - いばらきビルフィッシュトーナメントネットワークがタワー前広場に高さ7mのカジキ像を設置。
- 2015年(平成27年)3月21日 - 東日本大震災後休業していた2階喫茶「シーガル」跡に「ガルパン喫茶 Panzer Vor」が開業。
- 2019年(平成31年)3月12日 - 大洗港一帯がみなとオアシスに認定され、その認定施設となる。
館内施設
- 3階(第15層):展望室(55m)、ルミライトアート壁画「ドルフィンファンタジー」(入館料340円。なお、入館チケットは1階入口の券売機で購入)
- 2階(第14層):喫茶「ガルパン喫茶 Panzer Vor」(50m、喫茶利用者は2階まで無料)
- 1階:エントランスホール(マリンシアター、売店、観光情報コーナー、事務所)
アクセス
車利用
北関東自動車道(東水戸道路)水戸大洗インターチェンジで降り、国道51号、県道2号を利用。
電車・バス利用
水戸から
- JR常磐線水戸駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で、大洗駅下車。徒歩10分
- 水戸駅から茨城交通バス[50]系統アクアワールド・大洗経由那珂湊駅行きに乗車し、「磯浜新道」下車。徒歩5分
那珂湊から
- ひたちなか海浜鉄道湊線那珂湊駅から茨城交通バス[50]系統アクアワールド・大洗経由水戸駅・茨大行きに乗車し「磯浜新道」下車。徒歩5分
石岡・鉾田から
- JR常磐線石岡駅から関鉄グリーンバス(かしてつバス)新鉾田駅行きに乗車し、終点下車。新鉾田駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で、大洗駅下車。徒歩10分
鹿嶋から
- JR鹿島線鹿島神宮駅から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で、大洗駅下車。徒歩10分
東京から
- 東京駅八重洲南口4番乗り場から高速バス『みと号』(茨城交通・関東鉄道・JRバス関東)で、「大洗フェリーターミナル」下車。徒歩5分。ただし、「フェリーターミナル」行きは1日1本のみ※運休中。それ以外の便は終点の「水戸駅北口(または南口)」下車で前述の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線へ乗り換えとなる。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 大洗港
- アクアワールド・大洗
- 大洗あんこう祭
- 大洗春祭り 海楽フェスタ
外部リンク
- 大洗マリンタワー
- みなとオアシス大洗 関東地方整備局
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