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東飯能駅


東飯能駅


東飯能駅(ひがしはんのうえき)は、埼玉県飯能市東町(あずまちょう)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・西武鉄道の駅である。

乗り入れ路線

JR東日本の八高線と、西武鉄道の池袋線が乗り入れており、接続駅となっている。

  • JR東日本: 八高線
  • 西武鉄道: 池袋線 - 駅番号「SI27

歴史

  • 1931年(昭和6年)12月10日:開業。国有鉄道(後のJR)八高南線八王子駅 - 当駅間開業と同時に、隣接する武蔵野鉄道(現在の西武池袋線の前身)飯能駅 - 高麗駅間に武蔵野鉄道の駅が開業した。八高南線の開業時は当駅が終着駅であった。
  • 1933年(昭和8年)4月15日:八高南線の当駅 - 越生駅間が開業、途中駅となる。
  • 1934年(昭和9年)10月6日:八高南線が八高線に改称(八高線全通)。
  • 1976年(昭和51年)7月21日:国鉄駅での貨物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1996年(平成8年)3月16日:八高線八王子 - 高麗川間が電化される。
  • 1999年(平成11年)2月10日:橋上駅舎の使用を開始。同時にJRと西武の改札を分離。JRで自動改札機の使用を開始。
  • 2000年(平成12年)10月6日:東西自由通路開通および東口開設。駅ビルに丸広百貨店東飯能店が開店。ただし同店は2006年4月30日に売り上げ不振により閉店。
  • 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2007年(平成19年)3月18日:西武鉄道でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
  • 2009年(平成21年)9月11日:駅ビルに丸広百貨店飯能店が移転。
  • 2015年(平成27年)12月23日:指定席券売機を導入。
  • 2016年(平成28年)2月29日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2024年(令和6年)4月1日:西武鉄道で駅係員の常駐を終了し遠隔対応駅へ変更するとともに、窓口での切符等の販売を終了。

駅構造

西武鉄道・JR東日本それぞれに橋上駅舎を有しているが、両社の改札口は分離され、自由通路で連絡している。

改札口はそれぞれ独立しているが、西武池袋線とJR八高線のホーム番号は連番で設定されている(このため、西武線は単式ホーム1面1線でありながら番号が振られている一方、JR線としての1番線は欠番となっている)。

両社ともにバリアフリー設備として多機能トイレやエレベーター・エスカレーターを設置している。

橋上駅舎化前は、改札を共用し、西口側に西武鉄道が管理する駅舎があり、東口側には出入口がなかった。駅舎は西武線ホームに直結し、西武池袋線とJR八高線のホームは地下道で連絡していた。国鉄の合理化により、1982年から改札分離が実施される1999年までは西武鉄道が出改札業務を行っていた。

駅舎外(改札の外)にはKIOSKが立地していたが、現在は撤去されている。

JR東日本

島式ホーム1面2線を有する地上駅。かつては3番線側に待避線が敷設されていたが、現在は廃止され、一部の線路が残るのみである。貨物列車運行当時は、ここで旅客列車を優先させるため貨物列車が待避することがあった。JR東日本ステーションサービスが業務を行う業務委託駅で、高麗川駅が当駅を管理している。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯を除いて遠隔対応のため改札係員は不在となる。

2・3番線とも両方向に出発信号機が設置され、非常時には当駅で折り返しが可能である。

2015年12月23日には指定席券売機が設置されたため、みどりの窓口は2016年2月29日をもって営業を終了した。

のりば

(出典:JR東日本:駅構内図)

西武鉄道

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホーム有効長は10両編成分である。駅番号はSI27

2008年10月10日より待合室の使用を開始した。独自設計として、地元産の西川材を利用したベンチが設置されている。

のりば

(出典:西武鉄道:駅構内図)

飯能短絡線(未成線)

隣の飯能駅はスイッチバック(折り返し形構造)式で、池袋方面と西武秩父方面とを直通運転する列車は同駅での方向転換が必要なため、解消策として当駅と笠縫信号所(元加治駅 - 飯能駅間、廃止)との間に連絡線(飯能短絡線)の建設が予定され、土地は複線分で北飯能信号所 - 当駅(島式1面2線化) - 笠縫信号所間に確保されている。

ただし現在、機関車の付け替えを要する貨物列車が廃止され、スイッチバックによる支障が軽減された事もあり、工事は無期限での休止状態となっている。西武鉄道は「将来、武蔵丘車両基地や武蔵丘車両検修場との回送や入出場列車や検査時の入出場往来のメリットがある」として、あくまで「工事は『休止』」との見解を表明している。

利用状況

  • JR東日本 - 2022年度の1日平均乗車人員は5,038人である。
  • 西武鉄道 - 2022年度の1日平均乗降人員は4,965人である。
    西武鉄道全92駅中79位。乗換駅ではあるが、1駅隣(池袋方面)の飯能駅よりも少ない。

年度別1日平均乗降人員

各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり(西武鉄道のみ)。

年度別1日平均乗車人員

各年度の1日平均乗車人員数は下表のとおり。

駅周辺

西口

東口

バス路線

備考

西口のうち、上記各系統の「東飯能駅」バス停留所は駅からやや離れた場所にあるが、これとは別に駅前広場ロータリーに「東飯能駅駅前広場」停留所があり、上記系統のうち飯能駅発上赤沢・名栗車庫・名郷・湯の沢・中沢・中藤・間野黒指行が終日停車する。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
八高線
金子駅 - 東飯能駅 - 高麗川駅
西武鉄道
池袋線
飯能駅 (SI26) - 東飯能駅 (SI27) - (北飯能信号場) - (武蔵丘信号場) - 高麗駅 (SI28)

脚注

記事本文

注釈

出典

広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
西武鉄道の1日平均利用客数
JR・私鉄の統計データ
埼玉県統計年鑑

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 駅の情報(東飯能駅):JR東日本
  • 東飯能駅(駅情報) - 西武鉄道

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 東飯能駅 by Wikipedia (Historical)


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