富山市総合体育館(とやましそうごうたいいくかん、英: Toyama City Gymnasium)は、富山県富山市湊入船町に所在する体育館である。
2000年とやま国体に向けて旧富山市体育館を建て替える形で着工され、1997年1月に着工、同年2月24日に起工式を行い、1999年8月21日に完成(同日午後には完成記念としてバスケットボールの松下電器産業対アイシン精機の模範試合が披露された)。その年に開催された1999年ワールドカップバレーボール以降、2015年現在まで連続して同大会のBサイト会場(全日本は出場しない)となっている。また、Bリーグ・富山グラウジーズのホームアリーナである。
その他に、Vリーグのプレミアリーグの試合など、様々な競技会が開催されている。
2018年7月21日には、「PRESTIGE INTERNATIONAL presents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」が開催(北陸初開催)された。
富岩運河環水公園に隣接している。
敷地面積は17,200m2、建築面積28,600m2、地下1階地上3階建て、建設費用約100億円。
富山市体育館は、富山県富山市牛島本町に所在していた体育館である。鉄筋コンクリート3階建て、延床面積が約7,500m2、6,000人収容。
富山国体開催決定に伴い、1958年4月に着工され10月15日完工。国体では体操競技の会場として使用された。国体終了後の24日に完工披露式が行われ、式典後には公開演技を披露。29日には初のイベントとしてプロレス国際大試合を開催した。
当体育館では様々なスポーツイベントが開かれ、プロレスではジャイアント馬場(当時・馬場正平)対アントニオ猪木(同・猪木寛至)の初シングル(1961年5月25日)、プロボクシングでも世界タイトル戦が開催されている。
また、昭和37年度から平成3年度までの富山市成人式の会場としても使用された。
1981年にはトレーニングセンターも新設された。
その後2000年とやま国体開催が決まったものの、当体育館は老朽化したため新体育館建設に踏み切り、富山市総合体育館として完成。これに伴い、当体育館は「牛島体育館」に名称変更し、2000年10月18日開催の2000年とやま国体の公開競技のスポーツ芸術「躍動美の祭典」を最後に42年の歴史に幕を閉じ、解体された。
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