ぷかりさん橋(ぷかりさんばし、ぷかり桟橋とも表記)は、神奈川県横浜市西区みなとみらいにある横浜港の客船ターミナル(浮桟橋)。正式名称は「みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル」で、みなとみらいさん橋とも呼称される。日本初の海上浮体式ターミナルである。
客船、プレジャーボートの発着場であるとともに、みなとみらい地区のシンボル的な存在であり、観光地スポットとしても知られている。2018年には「よこはま・みなとみらい海の駅」として海の駅に認定されている。
1991年11月、みなとみらい地区(18街区)のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル・パシフィコ横浜の正面(海側)に日本初の浮体式ターミナルとしてオープンした。冒頭のとおり正式名称は「みなとみらい桟橋・海上旅客ターミナル」で、ぷかりさん橋(あるいはぷかり桟橋)は通称となっている。また浮体式のため、桟橋だけでなくターミナルの建物も海上に浮いており、正確には船舶(係留船)という扱いである。ぷかりさん橋の名称は全国公募によるもので、桟橋が浮体式の構造であることから付けられた。
ぷかりさん橋は2本の桟橋と客船ターミナル(港内観光船ターミナル)からなる。
桟橋のAバース・Bバースは、プレジャーボートや公官庁の船舶が係留される。また、かつてはCバースからポートサービスの水上バス「シーバス」が、Dバースから同社のレストラン船「マリーンルージュ」や遊覧船「マリーンシャトル」が発着していた。屋形船や個人所有のプレジャーボートも利用でき、全長40Ft未満の船は2000円、全長40Ft以上の船は4000円の利用料が必要となる。
一方、客船ターミナルは時計台のある西洋風・2階建ての建物で、1階が切符売り場と待合室、2階がヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル直営の海上レストラン「ピア21」となっている。
観光クルーザーや屋形船が乗り入れている。
コーストウェイズが都市間を結ぶ高速船を運航していた。
また、横浜港内の定期航路としてポートサービスが乗り入れていた。
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