カイル・アーレン・スナイダー(Kyle Ehren Snyder, 1977年9月9日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身の元プロ野球選手(投手)、野球指導者。右投両打。現在は、MLBのタンパベイ・レイズで投手コーチを務める。
1996年のMLBドラフト27巡目(全体814位)でタンパベイ・デビルレイズから指名を受けるが、契約せずにノースカロライナ大学チャペルヒル校へ進学した。
その3年後の1999年のMLBドラフト1巡目(全体7位)という高い評価でカンザスシティ・ロイヤルズから指名を受け、今度は契約に合意した。
2001年にはトミー・ジョン手術を受けている。
2003年5月1日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー。先発投手としてマウンドに立ち、5回を3失点(自責点1)の投球を見せた。しかし、2回目の登板で6.2回で5失点と打ち込まれると、年間では15回の登板で4失点以上が8回と苦しんだ。防御率も5点台で、新人王投票の票も入らなかった。
2004年はメジャーでの登板が0、2005年も防御率6点台と苦しむと、2006年はロイヤルズで1試合に登板しただけでレッドソックスへ移籍した。
レッドソックスでも16試合に投げて防御率6.02と冴えない投球が続いていたが、2007年は48試合に登板して防御率3.81と成績が大幅に向上。
しかし、2008年は開幕から不調が続き、4月6日にジョシュ・ベケットが故障者リストから復帰するのに伴い、DFAとなった。4月18日にレッドソックスのAAA級ポータケット・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。
2009年1月にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、この年は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズでプレーした。
独立リーグであるカナディアン・アメリカンリーグのニューアーク・ベアーズでプレーした2011年を最後に引退した。
2012年1月、タンパベイ・レイズ傘下のA-級ハドソンバレー・レネゲーズの投手コーチに就任する事が発表された。2013年からはA級ボーリンググリーン・ホットロッズ、2015年からはAAA級ダーラム・ブルズでそれぞれ投手コーチを務めた。
2018年シーズンからはレイズの投手コーチを務める。
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