天塩金浦駅(てしおかなうらえき)は、北海道天塩郡遠別町字金浦にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテカ。事務管理コードは▲121624。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ2本(うち1本は急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車))。
所在地名「金浦」に、羽越本線金浦駅との区別のため旧国名の「天塩」を付したもの。地名は、同地の小学校長・金野貫一(憲一とも)の「金」と、ニシンが取れる海岸を願った「浦」を合成したもの、とされている。
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。
無人駅となっており、ホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった。
この駅周辺が稲作の北限である。
1999年(平成11年)時点では、雪よけの囲いのみが残存していた。2010年(平成22年)時点でも同様であった。当駅の跡地は、草むらになっている。
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