秋川駅(あきがわえき)は、東京都あきる野市油平にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅である。駅番号はJC 83。
あきる野市の代表駅、東京サマーランドの最寄り駅である。
当駅は開業当初西秋留駅を名乗っており東秋留駅と対を成していたが、秋川市の代表駅であったことから、市名に合わせて秋川駅と改称された。同市はのちに合併によりあきる野市となったが、当駅は引き続き市の代表駅となっている。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を有しており、その周りにはスロープが設置されている。
改札内にはエスカレーター(1番線 - コンコース間は上り、2番線 - コンコース間は下り)とエレベーター(コンコース - ホーム間)が設置されている。トイレは改札外(北口スロープ下)にある。
以前は直営駅であったが、現在はJR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、拝島駅が当駅を管理している。駅舎内には自動券売機3台と自動改札機・自動精算機などがある。2006年3月16日にみどりの窓口が廃止され、その代替としてもしもし券売機Kaeruくんが設置されたが、2012年2月20日で撤去され、新たに多機能券売機(黒色)が設置され、また、2014年12月12日からは指定席券売機も設置された。
改札外のエレベーターは長らく未設置であり、バリアフリーに対応していなかったことから、自由通路の北口と南口にエレベーターを設置するための工事をおこない、2020年7月までに完了する予定が発表された。このうち、北口には2020年4月1日に稼働を開始し、南口は、7月稼働開始予定である。また、下りホームエスカレーター付近が狭く、降車客が多い場合など滞留が起きて危険であると駅構造上の問題を指摘する声もあり、市議会でも取り上げられた。なお2013年現在下りホームエスカレーター付近が狭い状況はJRの設備部屋が撤去され改善がされ通路が広くなった。
かつては上下ホームともフェンスの業務用門扉の外側にインターホンが設置してあり、階段利用が困難な利用者は駅係員を呼ぶことにより入場可能としていた。
(出典:JR東日本:駅構内図)
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は5,732人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
北口にロータリーがあり、西東京バスの路線が発着している。
駅および周辺を経由する路線には、五日市線の営業時間外(早朝・深夜)に運行する路線バスが複数ある。
2010年4月1日、拝島駅行(早朝は毎日、深夜バスは平日のみ運行)および武蔵五日市駅方面行(深夜バスを平日のみ運行)の運行を開始した。
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