アコード クーペ(Accord coupe)は、本田技研工業が生産・販売していたクーペ型の乗用車である。
初代 CA6型(1988-1990年)
- 1988年4月8日
- 販売を開始。アメリカ合衆国オハイオ州のメアリーズビル工場が製造を担当し、左ハンドルの状態で製造・輸入・販売された。A20A3型エンジンを搭載。ホンダBOSEサウンドシステム(AM/FMチューナー+カセットデッキ+BOSE4スピーカー+専用アンプ)等を標準装備。本皮シートはオプション。
- 1988年4月
- 米国製のアコードクーペ540台が千葉県習志野港に陸揚げされ、日本メーカーが現地生産した米国仕様車の輸入第1号となった。
- 1990年3月
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1990年4月
- 2代目と入れ替わる形で販売終了。
2代目 CB6/7型(1990-1994年)
- 1990年3月22日
- フルモデルチェンジを発表され(発売開始は4月から)。この代から、グレードは「2.0Siエクスクルーシブ」と「2.0Si」の2種になる。
- エンジンは日本向けに税制を考慮したF20A型に変更。また、右ハンドルモデルの輸入も始まった。ただしシートベルトとスピードメーターは国産セダンと同じものになった。
- 1991年4月
- 一部変更。運転席SRSエアバッグを標準装備化する。
- 1991年8月
- 「2.0Siエクスクルーシブ・ブラックリミテッド」を限定発売。
- 1992年2月
- 北米仕様と同じF22A型エンジン搭載の「2.2iエクスクルーシブ」を追加。当グレードのみマイナーチェンジ後のデザインであったが、他グレードは引き続きマイナーチェンジ前のデザインが販売された。
- 1994年2月
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1994年3月
- 3代目と入れ替わって販売終了。
3代目 CD7/8型(1994-1997年)
- 1994年2月23日
- フルモデルチェンジ(発売は3月から)。グレードは「2.2Vi」と「SiR」の2種類で、エンジンは「2.2Vi」がF22B型を、「SiR」がH22A型を搭載する。ハンドル位置は「SiR」の右に対し、「2.2Vi」は左右のいずれかが選択可能であった。
- 標準装備はSRSエアバッグシステム、ABSで、「SiR」は充電機能付キーレスエントリーなどを装備した。
- 1996年12月
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 1997年8月
- バブル崩壊に伴うスペシャルティカー市場の低迷により、日本への輸入を打ち切った。
4代目 CG2/3/4型(1997-2002年)
このモデル以降は日本には正規輸入されていないが、アメリカ大陸の他に欧州への販売がある。
5代目 CM7/8型(2002-2007年)
日本には正規輸入されていない。
6代目 CS1/2型(2007年-2012年)
2007年8月21日に発売が開始された。エンジンは直列4気筒2.4LとV型6気筒3.5Lが搭載され、V型6気筒エンジンには6気筒のうち2気筒もしくは3気筒を休止する「可変シリンダーシステム(VCM)」もある。
7代目(2012年-2018年3月)CT1,CT2
2012年1月に行われる北米国際自動車ショーに「アコードクーペコンセプト」を出展することを発表した。
北米においては2012年から2018年まで販売され、アコードのセダンモデルが10代目へと切り替わった際にモデルが廃止となった。
脚注
関連項目
- 本田技研工業
- ホンダ・アコード - 初代〜4代目ベース車
- ホンダ・インスパイア - 5代目以降ベース車(北米向けアコード)
- 逆輸入車
外部リンク
- Official Honda Web Site
- Honda | 今まで販売したクルマ | アコード クーペ
- Honda | 四輪製品アーカイブ「アコード」
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