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犬の約束


犬の約束


犬の約束』(いぬのやくそく)は、 たまのメジャー4作目となるスタジオ・アルバムである。1992年11月25日にイーストワールドより発売された。

本項目では、先行シングルとして発売された『リヤカーマン』についても触れる。

解説

東芝EMI移籍後初のオリジナルアルバム。石川がトップバッターを飾るアルバムは本作とベストアルバム『まちあわせ』のみである。たまで唯一、各メンバーの持ち歌の数が均等に分けられて収録されたアルバム(1人3曲×4人=12曲)。

なおこのアルバム名はメンバー内でのトーナメント方式で行われ、当初は滝本晃司が考案した「ガウディさん」を予定していた(そのため、本アルバムに収録されている「ガウディさん」の当初のタイトルは「犬の約束」だったが、あまりにも直接すぎたため変更)。またこのタイトル候補には、後に石川浩司がプロデュースするアートショップの店名でもある「ニヒル牛」なども存在していた。

初回盤は「たまの御挨拶ジャケット」が付属しており、本来のジャケット(歌詞カード)はその「御挨拶ジャケット」の中に入っている。なお、アルバムでメンバーの写真が使用されたジャケットは、本作の初回盤が初である。

1997年11月25日に次作『ろけっと』と共に再発売され、2012年9月8日には『ろけっと』と同時にタワーレコード限定で再発売された。2012年再発盤はデジタルリマスターが施されている。

収録曲(アルバム)

曲の解説

  1. リヤカーマン
    7thシングル。
  2. 夜のどん帳
    7thシングル『リヤカーマン』のカップリング。
  3. 牛乳
    飼い猫を亡くした飼い主の歌。
  4. 夏の前日
    LP版としてデビュー前にリリースされた『しおしお』にも収録された曲。『しおしお』収録版よりもテンポが落ち、イントロが追加されている。
    滝本晃司がたま加入後、初めて作った曲。吉田基已の漫画作品『夏の前日』の題名は、本作から拝借された。
  5. たかえさん
    後に柳原のセルフカバーアルバム『ふたたび』に再録、再アレンジされて収録された。こちらは曲調がサンバ調にアレンジされている。
  6. ねむけざましのうた
    猫が死んでしまう『牛乳』に続き、この曲では犬が死亡する。
  7. 温度計
  8. くだもの
    歌詞では、自分の事を脊髄に実った果物であると歌っている。知久と石川のツインボーカル。
  9. 自転車
  10. みみのびる
    ラストでは突然テンポとテンションが落ち、「さようなら~」のコーラスとともに曲が終了する。なお、詞に登場するブルキナファソとは、アフリカ大陸の内陸国である。
    タイトルや歌詞の「みみのびる」とは「耳伸びる」と「耳のビル」のダブルミーニング。
    後にシングル『ふしぎな夜のうた』のカップリング曲としてシングルカットされた。
  11. ガウディさん
    元のタイトルは「犬の約束」。後に再録・再アレンジされ、『しょぼたま』に収録された。
    この曲では、滝本がコントラバスを演奏している。
  12. あくびの途中で

シングル『リヤカーマン』

リヤカーマン」は、たまの楽曲である。1992年11月20日にイーストワールドより通算9作目のシングルとして発売された。

前作『そんなぼくがすき』以来2か月ぶりのリリースで、イーストワールド移籍後では初となるシングル作品。

石川の作品がシングル表題曲となった初の作品で、このほかには『汽車には誰も乗っていない』がある。

収録曲(シングル)

全曲 作曲 : たま

  1. リヤカーマン
    • 作詞:石川浩司
    歌詞は謎のヒーロー「リヤカーマン」「軍手マン」「のーしんとーマン」の活躍を描く内容。
    石川は自身のTwitterで、突然段ボールの楽曲「ホワイトマン」にインスパイアされたと明かし、『○○マン』って普通スーパーマンとかウルトラマンとかカッコいいものだけど、カッコ悪いマンの曲を作りたかったんだよね〜と述べている。
  2. 夜のどん帳
    • 作詞:柳原幼一郎
    ナゴムレコード時代に発売したコンパクト盤『でんご』収録曲のリメイク。

脚注

出典

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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 犬の約束 by Wikipedia (Historical)


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