1984年のJSL(第20回日本サッカーリーグ1部および第13回日本サッカーリーグ2部)は、1部が1984年5月12日から11月18日まで、2部が4月30日から12月2日まで行われた。
優勝は、1部が読売サッカークラブ、2部が住友金属工業蹴球団であった。
日本サッカーリーグ発足20周年記念として、それまでの感謝と新時代の到来をアピールする為のサッカー界へのメッセージが込められたポスターが発表された。往年の名ストライカー釜本邦茂を起用したオールヌードポスターはキャッチフレーズの「格闘技宣言」と共に話題となった。
JSL1部
大会概要
- 開催期間:前期 1984年5月12日-6月17日、後期 9月1日-11月18日。
- 前後期制をホームアンドアウェー制に変更(春・秋)。
- 来期からのチーム数増加により自動降格と入替戦は無し。
参加クラブ
- 読売サッカークラブ
- 日産自動車サッカー部
- フジタ工業クラブサッカー部
- ヤマハ発動機サッカー部
- ヤンマーディーゼルサッカー部
- 三菱重工業サッカー部
- 古河電気工業サッカー部
- 本田技研工業サッカー部
- 日立製作所サッカー部
- 日本鋼管サッカー部
成績
年間順位
- 来季より1部がチーム数増加の為、降格は無し。
- 住友金属(JSL2部優勝)と全日空横浜クラブ(JSL2部準優勝)が自動昇格。
得点ランキング
アシストランキング
表彰
JSL2部
JSL2部大会概要
- 開催期間:1984年4月30日-12月2日。
- 10チームで2回戦のリーグ戦で行われた。
JSL2部参加クラブ
このシーズンからマツダスポーツクラブ東洋工業サッカー部がマツダスポーツクラブサッカー部に、昇格した横浜トライスターサッカークラブが全日空横浜サッカークラブに名称を変更した。
- マツダスポーツクラブサッカー部
- 住友金属工業蹴球団
- 東芝サッカー部
- 新日本製鐵サッカー部
- トヨタ自動車サッカー部
- 田辺製薬サッカー部
- 富士通サッカー部
- 甲府サッカークラブ
- 全日空横浜サッカークラブ
- 松下電器産業サッカー部
JSL2部成績
JSL2部年間順位
- JSL1部のチーム数増加により入替戦は未開催。
- JSL2部から地域リーグへの降格は無し。
- 地域リーグの西濃運輸サッカー部(地域リーグ優勝)、京都府警察本部サッカー部(地域リーグ準優勝)、TDKサッカー部(地域リーグ3位)、大阪ガスサッカー部(地域リーグ4位)がJSL2部へ自動昇格。
JSL2部表彰
出典
参考文献
- 『日本サッカーリーグ全史』日本サッカーリーグ、1993
関連項目
- 1984年のスポーツ
- 第9回JSLカップ
- 第64回天皇杯全日本サッカー選手権大会
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