日本の湖沼一覧(にほんのこしょういちらん)は、日本国内の天然水面からなる湖沼の一覧である。湖沼の名称や呼称は地域性や歴史的経緯により異なっており、「-湖」、「-池」、「-沼」、「-潟」、「-浦」、「-淵」、「-海」、「-トー」などがある。
- ダムなどによる人造湖(ダム湖)は、「日本の人造湖一覧」を参照。
- 面積順に列挙した一覧については、「日本の湖沼の面積順の一覧」を参照。
- 各都道府県ごとに五十音順に列挙している。
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消滅した湖沼
- 安積沼(あさかぬま) - 14世紀頃は現・郡山市片平から日和田まで約7 km続く巨大な沼だったが徐々に消滅。花かつみが群生していたと伝わる。
- 今江潟(いまえがた) - 昭和期の干拓により消滅。石川県小松市の辺り。
- 浮島沼(うきしまぬま) - 江戸時代からの埋立てなどで消滅。現在は湿地帯の浮島ヶ原。静岡県沼津市と富士市に跨る辺り。
- 巨椋池(おぐらいけ) - 淡水湖で、土木工事や干拓事業により、消滅。現・京都府京都市、宇治市、久御山町の辺り。
- 河内湖(かわちこ) - 古墳時代に干拓が始まり、江戸時代には消滅。干拓前は最奥部が現在の大阪府枚方市の辺りにあり、寝屋川市・門真市・守口市・四条畷市・大東市・東大阪市・八尾市に該当する範囲に及んでいた。
- 見沼(みぬま) - 江戸時代の享保期に新田開発のために干拓され、消滅。現在は一部市街化、公園化しているが「見沼田圃」と呼ばれる耕地整理された広大な農地となっている。現・埼玉県さいたま市の辺り。
- 鴻沼(こうぬま) - 江戸時代の享保期に新田開発のために干拓され、消滅。現在は市街化している。現・埼玉県さいたま市の辺り。
- 黒沼(くろぬま) - 江戸時代の享保期に新田開発のために干拓され、消滅。現在は農地としてその原型をとどめている。現・埼玉県さいたま市・春日部市の辺り。
- 椿海(つばきのうみ) - 江戸時代に干拓され、消滅。51 km2の大きさだったと言われる。現・千葉県旭市、東庄町、匝瑳市の辺り。
- ふじみ湖(ふじみこ) - 茨城県笠間市に存在した。2002年、工事で埋め立てられ、消滅。
- 放生津潟(ほうじょうづがた) - 富山県射水市に存在した。干拓や掘削で消滅。
- 臼井沼(うすいぬま) - 山梨県中央市に存在した。地方病 (日本住血吸虫症)予防のために埋め立てられ消滅。現在は市街化している。
脚注
参考文献
- 田中正明 『日本湖沼誌2』 名古屋大学出版会、2004年、ISBN 4-8158-0492-3
関連項目
外部リンク
- 調査実施湖沼一覧 | 国土地理院
- 全国都道府県市区町村別面積調 | 国土地理院
- 湖沼一覧表 - 環境省自然環境局生物多様性センター
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