Aller au contenu principal

ガイナックス


ガイナックス


株式会社ガイナックス(英: GAINAX Co., Ltd.)は、日本の企業。かつてはアニメ制作会社として活動していた。

概要

1984年12月、アニメ映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の制作を目的として設立された。社名は島根県の東部、鳥取県の西部の方言(雲伯方言)で「大きい、凄い」という意味の「がいな」に未知を表す「X」をつけたものである。

連続テレビアニメーション『新世紀エヴァンゲリオン』『ふしぎの海のナディア』や、OVA『トップをねらえ!』などが代表作として知られているほか、1980年代末からコンピュータゲームの制作と販売も行い、『プリンセスメーカー』シリーズなどのヒット作品を残した。

アニメーション制作の多くは共同制作名義で他社へ委託する形をとっていたが、2004年開始のシリーズOVA『トップをねらえ2!』で制作部門を立ち上げ、2015年の『放課後のプレアデス』(テレビシリーズ版)まで自社単独名義による元請制作を手がけたほか、他社のテレビシリーズのグロス請けも行っていた。

主要制作スタッフの退社独立や2010年代に陥った経営難に伴い、『新世紀エヴァンゲリオン』『フリクリ』などの多くの作品の版権が他社に移っている。2016年には『新世紀エヴァンゲリオン』の版権を保有するカラーによって、滞納した版権使用料1億円の支払いを求める訴訟を起こされ、翌2017年、ガイナックスに対し支払いを命じる判決が確定した。

作風

最終話サブタイトルにSF小説の題名を流用している作品が多い。『新世紀エヴァンゲリオン』はハーラン・エリスンの『世界の中心でアイを叫んだけもの』のもじり、『天元突破グレンラガン』はフレドリック・ブラウンの「天の光はすべて星」、『放課後のプレアデス』はネビル・シュートの「渚にて」を引用している。

沿革

草創期

1981年の日本SF大会「DAICON 3」のオープニングアニメーションに関わり、大阪府門真市の海洋堂の常連でもあった岡田斗司夫、武田康廣、赤井孝美、山賀博之、庵野秀明、村濱章司ら関西の学生は、その後も「DAICON FILM」として映像制作を行った。このうち、DAICON 3後に大学を中退した岡田と武田は1982年2月、大阪市天王寺区にSFグッズを扱う専門店「ゼネラルプロダクツ」を開業し、DAICON FILMと密接な関係を持ちながら活動。経営が軌道に乗ったところで岡田に山賀が「プロになる」ことを持ちかけ、ゼネラルプロダクツが岡田と山賀に200万円の活動資金を提供する形を取って1983年9月、OVA向け長編アニメーション『王立宇宙軍』の企画を開始した。

ゼネプロ社内における不倫発覚で大阪を追われ1984年秋に上京した岡田斗司夫と、ゼネラルプロダクツおよびDAICON FILMメンバー、テレビアニメ『レンズマン』プロデューサーの井上博明によって同年12月24日、『王立宇宙軍』の制作スタジオとしてガイナックスを設立した。約4分の『王立宇宙軍』パイロットフィルムを制作し、1985年4月に完成した。岡田はこのパイロットフィルムと企画書を、DAICON FILM時代に自主製作特撮映画販売でつながりのあったバンダイに持ち込んで出資を取り付け、劇場用映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』として制作し、1987年3月に公開した。ガイナックスは『王立宇宙軍』が完成すると同時に解散する予定であったが、同作品の制作費が過大で予算超過分が同社の負債となったため、返済のために経営を継続することとなった。

1988年には庵野秀明の初監督作となったOVA『トップをねらえ!』を制作し好評だったが、同作品も制作費が過大となって負債がさらに拡大した。1989年から1990年にかけては、池沢さとしが「週刊プレイボーイ」に連載した漫画『ビートショット!!』と『サーキットの狼II モデナの剣』のアニメーション制作に参加した。

赤井孝美は、コンピュータゲームのファンがアニメ・特撮のファンと通ずることがあることに気づき、自分たちの技能を生かしてコンピュータゲームを作りたいと岡田に提案する。1989年7月15日、ガイナックスは脱衣ゲーム『電脳学園』を発売。同作は大ヒットとなりシリーズ化された。次に岡田たちは人気漫画『サイレントメビウス』をコンピュータゲーム化し、こちらも成功を収める。パソコン雑誌『I/O』編集部の柏原康雄を迎え入れ、本格的にゲーム制作に乗り出す。1991年の『プリンセスメーカー』は、育成シミュレーションゲームジャンルの先駆けとして大ヒットした。 また、ショップ時代のゼネラルプロダクツの利用者の一人で、当時MSX用ゲームを趣味で開発していたみんだ☆なお(眠田直)を開発スタッフとして招き『バトルスキンパニック』が発売された。ゲームの制作もアニメと同様の体制で行われており、10人ほどのチームの中にグラフィック班とプログラム班に分かれていた。ディレクターはローテーション制であり、グラフィックを作品ごとに分けるということはなかった。また、ゲーム版『サイレントメビウス』のように、社内アニメーターに原画を発注し、出来上がった原画をスキャナで取り込んで調整するというケースもあった。『新世紀エヴァンゲリオン』(以下:『エヴァンゲリオン』)で大ヒットした後も、『エヴァと愉快な仲間たち 脱衣補完計画!』といった性的要素を含むゲームの開発が行われることもあった。

『ふしぎの海のナディア』の大ヒット

1990年4月放映開始のテレビアニメ『ふしぎの海のナディア』(グループ・タック・世映動画共同制作)は、NHKで全国放送され、アニメ雑誌の表紙や巻頭特集を度々飾り、人気投票でも1位を取るなど話題を集めた。ただし、このアニメにおけるガイナックスはアニメーション協力という立場での参加であるにもかかわらず、制作費が過剰になったことで赤字になった。翌1991年発表のOVA『1982おたくのビデオ』『1985続・おたくのビデオ』は、1970年代末から1980年代前半のアニメブームを背景として活躍したDAICON FILM時代のガイナックスメンバー自身をパロディ化し、こちらも好評を集めた。

ゼネプロの合併、スタッフの独立(GONZO)

1992年2月、ゼネラルプロダクツはワンダーフェスティバルの権利を海洋堂に委譲しガイナックスと合併した。同年9月には中核メンバーだった村濱章司、前田真宏、山口宏、樋口真嗣らが退社し、GONZOを設立した。岡田もこの年に代表取締役を辞任して退社し、澤村武伺が後任の代表取締役となった。

『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットと粉飾決算事件

1992年の岡田退社以降、『王立宇宙軍』の続編となるアニメ映画『蒼きウル』の制作がはじまるが、予算の問題から作業序盤で中断を余儀なくされ、未完に終わった。庵野秀明はキングレコードの大月俊倫と共に新たにロボットアニメの企画を立ち上げ、1995年10月放送開始の連続テレビアニメーション『新世紀エヴァンゲリオン』(竜の子プロダクション共同制作)を手がけた。

同作はアニメーションの枠を乗り越えて社会現象を巻き起こし、ガイナックスは一躍脚光を浴びたものの、製作委員会への出資をしていなかったため、ヒットに伴ってガイナックスと庵野が受け取った追加報酬は、庵野の監督および脚本の印税だけだった。ガイナックスは『エヴァンゲリオン』の制作終了で主立った業務がなくなったことから再び経営危機に直面し、鶴巻和哉による新作アニメ(後の『フリクリ』)の企画も進まなかったが、庵野が連続テレビアニメーション『彼氏彼女の事情』を企画。1998年に放送された。

こうした状況を受けて製作委員会がエヴァンゲリオン関連商品の窓口をガイナックスに移したことから、各種グッズの版権収入が恒常的に直接ガイナックスに入るようになった。これが企画や事業のコスト、責任を問わない浪費体質が定着した原因となったと後年庵野は指摘した。1999年、ガイナックスと代表取締役の澤村は、所得隠しにより5億8000万円を脱税したとして東京国税局から告発され、澤村は2000年に代表取締役を辞任し退社した。

庵野の独立

辞任した澤村に代わり、もう1人の代表取締役だった山賀博之が社長を引き継いだ。2001年には『まほろまてぃっく』(シャフト共同制作)、2003年には『プリンセスメーカー』のアニメ化作品である『ぷちぷり*ユーシィ』(AIC共同制作)を発表するなど、他社との共同制作ながらもテレビアニメシリーズの元請実績を重ね、OVA『フリクリ』(2000年 - 2001年、プロダクションI.G共同制作)も話題作となった。2003年には本社を武蔵野市中町2丁目から小金井市本町6丁目に移転。武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発事業に伴い、2006年には小金井市梶野町1丁目に設けた仮設社屋に再移転した。同時期、『熱風海陸ブシロード』のアニメーション制作を担当予定することが発表されたが、原作者の死去に伴い企画自体が凍結となった。2004年から2006年にかけて、ガイナックス設立20周年記念作品として単独元請のOVAシリーズ『トップをねらえ2!』を発表した。この時期、ガイナックスの経営は取引先である大手2社の増資と『エヴァンゲリオン』のパチンコ化による収入を得て持ち直した。

創業時から作品制作の主軸を務めてきた庵野秀明は、脱税事件をきっかけに取締役に就任し、経営改革に乗り出したが、給与体系や社内システムの改善を進言しても自身の意見は顧みられず、なお続くガイナックスの放漫経営に強い不信感を抱いた。庵野は自身の意思を経営に反映し、スタッフに資金を分配できる場が必要だと考え、2006年9月、映像制作スタジオ「カラー」を設立し、翌2007年10月にはガイナックス取締役を辞任して退社。庵野に追随して主力スタッフの鶴巻和哉、摩砂雪らもカラーへ移籍した。この時、庵野がガイナックス時代に手がけたエヴァンゲリオンの版権もカラーが持つ形となり、2007年9月公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』以降の『新世紀エヴァンゲリオン』再構築シリーズ(ヱヴァンゲリヲン新劇場版)は、カラーが自己資金で製作した。一方ガイナックスは、庵野が在籍中に手がけた作品の商品化を引き続き行う契約を結び、その収入から使用料をカラーに支払うとした。

『グレンラガン』制作と主力スタッフの退社

2000年代後半、ロボット物のオリジナルテレビシリーズおよび劇場用アニメの企画が立ち上がった。その後、仕切り直しとなり、劇作家の中島かずきが起用されたことから、若手スタッフの一人である今石洋之が監督に立候補し、『天元突破グレンラガン』が制作された。当時、主力のスタッフはガイナックス創立20周年記念のOVA『トップをねらえ2!』シリーズを制作していたため、テレビシリーズの制作は当初若手スタッフが中心となって行い、ガイナックス初の単独元請テレビシリーズとして2007年にテレビ放映されヒット作となった。

同作の第4話放映後、一部の視聴者から、批判的な意見が公式ブログなどに投稿された。これらの意見に反発した女性社員が、mixiの日記に視聴者に対しての批判的な意見を書き込んでいたことが発覚し、批判はより大きくなった。さらに、この日記に同調するコメントをつけたmixiユーザーの中に、取締役の赤井がいた事が判明し、最終的に赤井が取締役を辞する事態へと発展した。

今石は2010年放送の『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』も手がけたが、翌2011年8月、今石と大塚雅彦はガイナックスを退社してアニメ制作スタジオ「トリガー」を設立した。これに追随する形で庵野退社後の主力スタッフだったすしお、吉成曜、貞方希久子、山口智、錦織敦史、上村泰らが同年秋までに退社した。

経営悪化とカラーの貸付金支払い訴訟

2011年1月、本社を小金井市梶野町から三鷹市下連雀の旧・春日電機株式会社本社ビルに移転し、同年2月には富士重工業(現・SUBARU)との共同アニメプロジェクトの「第1弾」をうたった『放課後のプレアデス』(ウェブアニメ版)を配信した。

しかし『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』以後ヒット作を得られなかったことから、経営は2012年ごろから悪化し、かねての申し合わせによるカラーへの庵野作品使用料の支払いも滞納するようになった。滞納分について社長の山賀と取締役の武田康廣は、カラー代表の庵野に対して分割で支払うことを申し入れ、庵野もこれを了解したが、支払いが済まないうちに武田は2014年、「会社が持たない」として庵野に対して資金の借り入れを申し込んだ。ガイナックスの経営状況に危機感を覚えた庵野は、『エヴァンゲリオン』の商品化窓口やロイヤリティー分配業務移譲のスケジュールを当初の申し合わせから1年前倒しにすることを条件に、カラーから1億円を貸し付けた。

この時庵野は、カラーの主要スタッフとかかわりの大きい『トップをねらえ!』『トップをねらえ2!』『フリクリ』3作品の原作権の買い取りも山賀らに申し出て、いったんまとまりかけたものの、2015年5月には取引銀行の介入で大幅な人員整理が行われるとともに、『フリクリ』がプロダクションI.Gに売却されるなど、庵野が買い取りを提案していた3作品を含む多くの作品の権利が2014年から2015年にかけて他社に売却されたことがまもなく判明した。作品の権利や資料の散逸を懸念した庵野は、さらなる支払いの猶予や経営支援も視野に入れ、ガイナックスに経営状況の説明と返済計画の提示を何度か求めたが、ガイナックスは「経営状況に問題はなく、予定通りに返済する」としか回答しなかった。

このためカラーは2016年8月1日、資料散逸防止の観点からガイナックスに対する債権仮差し押さえを申し立て、8月26日に執行された。しかしその後もガイナックス側から返済計画の提示はなかったため、カラーは同年9月9日、貸付金1億円の支払いを求める貸金返還請求訴訟を東京地方裁判所立川支部に提訴した。

これに対しガイナックスは同年9月、制作部門のスタッフを全員解雇するとともに、取締役に前年就任した浅尾芳宣が代表を務める「福島ガイナックス」が都内に急きょ開設した「ガイナックススタジオ」(福島ガイナックス東京スタジオ、現・スタジオガイナ)に強制移籍。さらに同年10月には本社を三鷹市下連雀から武蔵野市御殿山のマンションの一室に移転した上で、訴訟について裁判で争う姿勢を示したため、同年12月に対立が表面化し、全国の注目を集める結果となった。

訴訟は翌2017年6月、カラーの訴え通り1億円を支払うよう命じる判決が下り、ガイナックスが控訴しなかったため確定した。このとき、ガイナックスの年商は2016年7月期で約2億4000万円と5年前(2011年7月期)の10分の1に激減しており、この裁判の提訴時点で約1億円の債務超過状態にあることも明らかになった。さらに裁判を通じ、福島ガイナックスに対し、制作関係他社やスタッフに無断でガイナックスが保有する過去作品の重要資料が大量売却されていたことが判明。カラーはこれらを福島ガイナックスから買い戻し、関係各社の了承を得た上で特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構の管理下に置いた。

地方子会社の設立

ガイナックスは2011年、赤井孝美の出身地鳥取県米子市に、赤井が代表を務める「ヨナゴフィルム」を開設し、同市主催の映画祭『米子映画事変』の事業を始めた。さらにこれを母体に2014年、子会社「米子ガイナックス」(代表赤井孝美)を設立したのを皮切りに、2016年にかけて「支部」と称する新会社を役員らの出身地やゆかりの地にあたる福島県三春町(福島ガイナックス、代表浅尾芳宣)、神戸市(GAINAX WEST、代表武田康廣)、新潟市(ガイナックス新潟、代表者非公表)、京都市(GAINAX京都、代表武田康廣)に立て続けに設立した。

ガイナックスはカラーからの貸金返還請求訴訟と自社の経営悪化が明るみに出た2016年12月、すでに5社から資本を引き上げて各社とガイナックス間に資本関係は存在せず、経営上は無関係であると表明した。

しかし奈良市の映像プロダクション経営者で、2010年設立のガイナックス子会社「吉祥寺トロン」(CG制作プロダクション)代表取締役を経て2015年3月にガイナックス取締役に加わった福島ガイナックス代表・浅尾芳宣については、実際にはガイナックスとの資本関係解消(2015年11月)以降も「無関係」表明直前まで継続してガイナックスの取締役を兼務しており、両社間では訴訟提起が表面化するまでに制作スタッフの強制移籍や制作資料の大量売却が行われていた。

福島ガイナックスは2018年8月20日、浅尾が代表権を持ったまま木下グループの完全子会社となり、社名を株式会社ガイナに変更する一方、ガイナックスが2013年に制作開始を発表したまま動きがなかった未完作『蒼きウル』について、山賀を監督・脚本に招き入れて制作すると発表したのを始め、『トップをねらえ!』シリーズ最新作『トップをねらえ3』や完全新作アニメ『レスキューアカデミア』『あくびをするにはわけがある』の制作を発表した。しかし前述の通り、それらのガイナックスの資料は後に売却されて、カラーが売却先から買い戻している。

社長の不祥事、役員総入れ替え

ガイナックスが新たに浅尾を取締役に加えた2015年、山賀らはパチンコ機やゲームの企画開発の経歴を持つ巻智博をプロデューサーとして迎えた。巻も神戸市に新設した「GAINAX WEST」代表取締役となる武田に代わって2016年初めに取締役となり、「ガイナックス監修」とうたったコスプレ写真館兼芸能プロダクションを、自身が代表の「株式会社オオカゼノオコルサマ」の経営で秋葉原に開設したのち、芸能プロダクション「ガイナックスインターナショナル」をガイナックス子会社として2018年6月に設立し代表に就任。さらに山賀から自社株式の譲渡を受けて2019年10月、ガイナックス代表取締役に就任したが、約2か月後の同年12月、未成年女性への準強制わいせつ容疑で逮捕された。

この事態を受け同年12月27日にガイナックスの臨時株主総会が開かれ、2020年2月18日、社外から選任された新役員が発表された。代表取締役社長に元ガイナックス版権管理担当で、カラーの版権管理会社「グラウンドワークス」代表を務める神村靖宏が就任したほか、取締役にKADOKAWAアニメ事業局アニメ制作部部長の髙石優子、キングレコード上席執行役員ライツ部の森山敦、トリガー副社長の宇佐義大がそれぞれ就任。同発表でガイナックスは、本来同社が持つべき資料や知的財産権の散逸状況について確認しているとあわせて説明した。新役員発表に先立ち2月5日には公式グッズの企画販売を行っていた「GAINAX OFFICIAL SHOP」の営業終了も公表され、通販サイトは同月末で閉鎖された。

この役員総入れ替えが実施された後、制作作品の1つである『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』の著作権をトリガーに譲渡するなど、権利関係の整理が進められている。

作品履歴

テレビアニメ

劇場アニメ

OVA

Webアニメ

  • 放課後のプレアデス(2011年、共同制作:スバル)

ミュージッククリップ

  • Marionette・BOØWY(1987年、アニメーションパート、監督:北久保弘之)
  • DATA NO.6・FENCE OF DEFENSE(1989年)
  • GUITARHYTHM・布袋寅泰(1989年)

実写作品

  • 大特撮巨編ネギマン(2011年)
  • エアーズロック(2012年)

制作協力

その他の作品

  • ゲッツェンディーナー(キャラクターデザイン)
  • 武蔵伝II ブレイドマスター(オープニングムービー)
  • ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子(オープニング・エンディングムービー)
  • ハンサムケンヤ『ブラックフレーム』(ジャケット・歌詞カード内イラスト)

ゲームソフトウェア

ゲームの他にもCG集やデスクトップアクセサリー集なども発売。他社からも版権作品が発売されている。

  • 電脳学園
    • 電脳学園シナリオI Ver2.0
    • 電脳学園II ハイウェイバスター!!
    • 電脳学園III トップをねらえ!
    • 電脳学園IV エイプハンターJ
  • バトルスキンパニック -全裸戦士-(PC-8801 ソフトベンダーTAKERU専売 1990年12月15日発売)
    • SUPERバトルスキンパニック(PC-9801 1991年2月8日発売)
    • MIGHTYバトルスキンパニック(MSX2 1993年2月5日発売)
    • バトルスキンパニック9821(PC-9821 1993年9月21日発売)
  • サイレントメビウス/サイレントメビウス CASE:TITANIC
  • プリンセスメーカー
    • プリンセスメーカー2
    • プリンセスメーカー ゆめみる妖精
    • プリンセスメーカー4
    • プリンセスメーカー5
  • エヴァンゲリオン関連
    • 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド
    • 新世紀エヴァンゲリオン エヴァと愉快な仲間たち
    • エヴァと愉快な仲間たち 脱衣補完計画!
    • シンジと愉快な仲間たちシリーズ
    • 新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画
    • 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd
    • 新世紀エヴァンゲリオン タイピング-E計画
    • 新世紀エヴァンゲリオン タイピング補完計画
    • 新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画
  • あにまる・まぐねてぃずむ ぽちのだいすき
Windows 95/98 2000年3月17日発売 原画 - 斉藤友之
  • アリシアドラグーン(ゲームアーツとの共同開発、メガドライブ用ソフト)
  • ガイナックス連続殺人事件(エロ)
Windows 95/98 2000年7月24日発売 原画 - 今井ひづる
  • 蒼きウル コンバットフライトシミュレータ プレーン&ミッションモジュール
  • トップをねらえ!タイピングガンバスター
  • まほろまてぃっく☆あどべんちゃー
  • グラップルガイア -女王の翼冠(ウィングクラウン)-
WindowsSE/Me/2000/XP 2004年8月13日コミケ販売 キャラデザ - 吉崎観音/赤井孝美/かのえゆうし/toi8 OP音楽 - 葉山宏治
声:パトリシア - 吉住梢、ニーナ - 門脇舞、ミリアム - 中原麻衣、シャルロッテ - 今井麻美

脚注

注釈

出典

参考資料

  • 岡田斗司夫、唐沢俊一、眠田直『オタクアミーゴス!』(1997年、ソフトバンク)
  • 岡田斗司夫『世紀の大怪獣!!オカダ 岡田斗司夫のお蔵出し』(1998年、イースト・プレス)
  • 中島紳介、斉藤良一、永島収『イデオンという伝説』(1998年、太田出版)
  • 岡田斗司夫、山本弘、小牧雅伸『空前絶後のオタク座談会1 ヨイコ』(2001年、音楽専科社)
  • 武田康廣『のーてんき通信 エヴァンゲリオンを創った男たち』(2002年、ワニブックス)
  • 多田信『これがアニメビジネスだ』(2002年、広済堂出版)
  • 『ガイナックス・インタビューズ』(2005年、講談社)

関連文献

雑誌記事

  • 『美少女ゲーム最前線 パート5』辰巳出版、1991年11月1日。 
    • 「ガイナックス特別取材 -監督みんだ☆なお氏に聞く-〔なぜ、サルなのか?〕」、54-55頁。

関連人物

アニメーター・演出家

その他の人物

  • 佐々木洋
  • 巻智博
  • 樋口真嗣
  • 高橋けんじ
  • 加藤正人
  • 井上博明
  • 神村靖宏
  • 村松京子
  • 山賀博之
  • 岡田斗司夫
  • 武田康廣

関連項目

  • ガイナックス関係者が独立して発足したアニメ制作会社(独立後に商業作品を発表している会社限定)
    • ゴンゾ - プロデューサーの村濱章司、演出家の前田真宏、脚本家の山口宏、映像作家の樋口真嗣と共に設立。
    • カラー - 取締役を歴任した庵野秀明が設立。
    • トリガー - 演出家の大塚雅彦と今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也と共に設立。
    • ミルパンセ - 制作を務めた白石直子が設立。
  • ガイナ - ガイナックス自身が「福島ガイナックス」として設立したもので、ガイナックス取締役の浅尾芳宣を代表に置き、のち形式上の資本関係は解消したが、浅尾は2016年暮れまで引き続きガイナックス取締役も兼務していた。
    • 設立時の「福島ガイナックス」および東京に開設した「ガイナックススタジオ」(現・スタジオガイナ)についても同項目先参照。同社系列の「福島ガイナ」が旧福島ガイナックスから継承・運営している福島さくら遊学舎については別項を参照。

外部リンク

  • 公式サイト
  • ガイナックス(GAINAX 公式) (@GAINAXNET) - X(旧Twitter)
  • ガイナックス - メディア芸術データベース

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ガイナックス by Wikipedia (Historical)



ghbass