国道427号(こくどう427ごう)は、兵庫県明石市から西脇市を経て朝来市に至る一般国道である。
概要
西脇市以南の地域は国道175号との重複となっており、事実上は、西脇市と朝来市を結ぶ国道となっている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:明石市(和坂交差点 = 国道2号交点、国道175号起点)
- 終点:兵庫県朝来郡山東町(朝来市山東町矢名瀬、大垣交差点 = 国道9号交点)
- 重要な経過地:神戸市、三木市、小野市、兵庫県加東郡社町、西脇市、同県氷上郡青垣町
- 総延長 : 59.3 km
- 重用延長 : なし
- 未供用延長 : なし
- 実延長 : 59.3 km
- 現道 : 59.3 km
- 旧道 : 0.0 km
- 新道 : なし
- 指定区間:国道175号と重複する区間(明石市・和坂交差点(起点) - 西脇市・上戸田南交差点)
歴史
- 1954年(昭和29年)1月20日 - 主要地方道西脇和田山線を指定。
- 1971年(昭和46年)7月1日 - 兵庫県主要地方道8号西脇和田山線となる。
- 1977年(昭和52年)5月27日 - 遠阪トンネル有料道路開通。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 兵庫県明石市から兵庫県朝来郡山東町(現在の朝来市)を結ぶ一般国道427号を指定施行(1981年4月30日に出された政令第153号による)。
- 1993年(平成5年)
- 4月1日 - 遠阪トンネル有料道路が国道483号に指定され、重複区間となる。
- 12月 - 播州トンネル開通。
- 2006年(平成18年)7月22日 - 遠阪トンネル有料道路は自動車専用道路である国道483号北近畿豊岡自動車道の一部となり、国道427号の指定を外され国道483号単独区間となる。
路線状況
兵庫県明石市和坂交差点から同県西脇市上戸田交差点までは国道175号との重複であり、実質的な起点は西脇市である。播磨地方から丹波地方を縦断し、但馬地方まで至る国道である。
別称
バイパス
- 兵庫県多可郡多可町中区曽我井から同区糀屋までの1.760 kmの区間であり、当時の現道である当道が歩道かつ道路幅が狭いことで大型車の通行が困難であることかつ交通量の増加により、事業を開始し、整備が進められている。1999年度から2車線の歩道の道路の整備を開始し、2009年4月26日にそのうちの0.8 kmが開通した。それまで使われていた道は多可町道に降格された。
- 多可郡多可町加美区豊部地内の1.7 km。2020年度に事業化し、2022年6月4日に開通。
重複区間
- 国道175号(明石市・和坂交差点(起点) - 西脇市・上戸田南交差点:41.3 km)
- 国道429号(丹波市青垣町大名草 - 丹波市青垣町中佐治)
道の駅
- みき(三木市、国道175号重複区間内)
- 山田錦発祥のまち・多可(多可郡多可町)
- 杉原紙の里・多可(多可郡多可町)
地理
通過する自治体
- 兵庫県
- 明石市 - 神戸市(西区) - 三木市 - 小野市 - 加東市 - 西脇市 - 多可郡多可町 - 丹波市 - 朝来市
交差する道路
- 国道2号・国道175号・国道250号(明石市)
- 第二神明道路・阪神高速7号北神戸線(神戸市西区)
- 山陽自動車道(三木市)
- 中国自動車道・国道372号(加東市)
- 国道175号(西脇市)
- 国道429号(丹波市)
- 国道483号(北近畿豊岡自動車道)(丹波市 - 朝来市)<遠阪ランプ><山東IC>
- 国道9号(朝来市)
ギャラリー
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 国土交通省近畿地方整備局
- 兵庫国道事務所:兵庫県の指定区間(国道175号重用区間)を管理
- 兵庫県
- 北播磨県民局加東土木事務所:多可事業所が西脇市 - 多可郡多可町の指定区間外を管理
- 丹波県民局丹波土木事務所:丹波市の区間を管理
- 但馬県民局養父土木事務所:朝来市の区間を管理
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