サラマンダーゆみみ(1982年7月6日 - )は、日本のお笑い芸人であり、お笑いコンビマリアのメンバーである。本名は片山 由実(かたやま ゆみ、旧姓:小林)。
埼玉県朝霞市出身。サンミュージックプロダクション所属。身長165cm。
埼玉県立福岡高等学校卒業。
当初はワタナベエンターテインメントに所属、「ユミミ」としてデビュー。後にフリーとなり、その後ニュースタッフエージェンシーに移籍。ワタナベ所属当時には、メロンソーダ(ホリプロコム所属)、ピカソ利光(吉本興業所属)との3組でのお笑いユニット「猿楽町スポーツ専門店」でも活動していたことがあった。2009年途中からフリー。
2004年のR-1ぐらんぷりでは、準決勝まで進出。
2008年9月20日に初の単独ライブ『女々』を東京都渋谷区のシアターDで行った。また同年11月から数回、田村ゆきこ、橋爪ヨウコと3人での自主トークライブ『めんどくさい女たち』を隔月で行っていた。一方で、芝居の舞台にも出演することがあった。
2009年4月からは、イーちゃんとコンビを組んでの出演も開始。コンビ名は当初、ゆみみが中谷美紀、イー☆ちゃんが小雪のそれぞれの物真似でネタを披露するということで付けられた「中谷小雪」、同年6月からはコンビ名を「マリア」と改めた。2009年7月11日には、マリアと、変ホ長調、ミスアルプス(おーたに、湯川☆セイントセイヤ)の3組出演のプチ単独ライブ『〜Etude〜』(東京・新宿バイタス)を行った。この他、うつのみや八郎が名付けた「ビジンズ」というコンビ名でも活動、この時は「うつのみや八郎一番弟子」も名乗っていた。2009年10月からサンミュージック企画所属となる。
2017年9月13日に落語家の笑福亭茶光(元・ヒカリゴケ)と結婚。2018年2月4日、第一子(男児)を出産。
2022年7月24日、阿佐ヶ谷Loft Aで開催された「ゆみみ40祭」において、「ゆみみ」から「サラマンダーゆみみ」への改名を発表。
ピン芸人時代のネタには、巻き舌や愚痴のような口調を交えながら、ブラックジョーク的なネタや、捨て台詞のような言葉などを交えて演じることもある。主な持ち芸には、酒乱女の独り言コント、酒を飲んで寝そべりながら愚痴を言うという設定のコント、「キャバクラ嬢の面接」など。また、キレ芸を見せることもある。これまでには、作文を朗読する形のもの、『こんな○○はいやだ(いい加減にしてほしい)』などのテーマで、イラストを多用したネタ、気だるそうなキャラクターのコントなどがあった。
以前は「世の中、金とエロス! ゆみみだよ~」というフレーズをあいさつに入れ、終わりに「早く家帰って屁こいて寝よ」と言うこともあった。
中谷美紀の物真似でネタを披露する時には「お〜いお茶」という台詞をブリッジによく入れている。物真似のレパートリーには、他に柴咲コウ(公認をもらっているとのこと)、夏木マリ、中嶋朋子、ピース・又吉直樹などがある。
マリア (お笑いコンビ)#芸風の節も参照。
マリア二人での出演については、マリア (お笑いコンビ)#出演の節を参照。
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