勝井 三雄(かつい みつお、1931年9月6日 - 2019年8月12日)は、戦後〜平成時代の日本を代表したグラフィックデザイナーの一人。勝井三雄デザイン事務所設立者。武蔵野美術大学名誉教授。日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)四代目会長。
東京都日本橋出身。1955年、東京教育大学教育学部芸術学科構成科卒業。1956年3月、東京教育大学教育学部芸術学科構成科専攻科修了卒業。1956年、味の素に入社。1961年よりフリー。
1961年3月、勝井デザイン事務所設立。1961年4月、東京教育大学非常勤講師。1966年4月、東京造形大学助教授。1987年4月、武蔵野美術大学客員教授。1992年4月、同教授。2002年4月、同名誉教授。2009年から2012年日本グラフィックデザイナー協会会長。 JAGDA理事、日本展示学会理事、名古屋学芸大学デザイン学科特別顧問を歴任。
2019年8月12日膵がんのため死去。
息子の勝井北斗は、ミントデザインズのファッションデザイナー。
幾何学的なパターン(彩紋彫刻機を使用したギョームパターン)を用いたグラフィックデザインで知られる。「現代世界百科事典」のレイアウトで内外のブックデザイン賞を受賞。大阪万博(1970年)、沖縄海洋博(1975年〜1976年)、つくば科学万博(1985年)などの国際博覧会にアートディレクターとして関わり、1990年に大阪府で開かれた花の万博では公式ポスターやシンボルマークを手掛けた。1990年、DICカラーガイドを作成監修。また、2008年から使用されている文部科学省の羅針盤をモチーフにしたシンボルマークをデザインしたことでも知られている。
など。
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