東十条駅(ひがしじゅうじょうえき)は、東京都北区東十条三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJK 37。
乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線であるが、当駅には電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されていない。また、JRの特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。
2面の島式ホームで中線1本を挟む2面3線の構造の地上駅。中線である2番線と3番線の線路は共用となっている。改札口は北口、南口(いずれも自動改札機設置)があり、それぞれホーム両端から階段を上った位置にある。南口はお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日インターホンによる対応となる。
自動券売機と多機能券売機の他、北口には指定席券売機が設置されている。
トイレは北口改札内にのみ設置され、南口に向かうホーム上には「南口にはトイレはありません」との注意書きが掲出されている。エスカレーター、エレベーターも北口のみの設置であり、車いす利用客、身体障害者等で南口を利用する場合には駅社員の介助が必要になる。
(出典:JR東日本:駅構内図)
3番線は北行の到着時降車専用ホームとして使用。電留線への出入区以外に、赤羽駅への送込みの回送電車がある関係で赤羽方面に進出することも可能。また、ダイヤ乱れ時や工事での区間運休時は北行の当駅折返し始発ホームとして使用される。
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は20,866人である。京浜東北線の駅の中では上中里駅、高輪ゲートウェイ駅、新子安駅、鶯谷駅に次いで5番目に少ない。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
東側に隣接して東北新幹線の高架橋と電留線があり、京浜東北線・根岸線の電車が留置されている。西側には東北本線の列車線と貨物線が並行して走り、線路際は武蔵野台地の突端に当たる崖となっている。南口改札はこの崖から低地へ向かって線路群を乗り越す跨線橋に面している。なお、埼京線(赤羽線)十条駅が至近距離にあり、東に約1 kmの国道122号(北本通り)沿いには、東京メトロ南北線王子神谷駅がある。
北口徒歩約7分の環七通りと東本通りが交差する平和橋交差点周辺に「東十条四丁目」停留所が設置されている。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou