東萩駅(ひがしはぎえき)は、山口県萩市大字
萩市の代表駅であり、市内の中心部に最も近い駅でもある。
2005年3月の特急「いそかぜ」廃止以降、定期優等列車運転は無かったが、2017年8月5日より山口DCを記念して快速「○○のはなし」の始発着駅となった。
なお、特別な「トワイライトエクスプレス」の山陰ルート(2015年夏季-2016年冬季)における停車設定があった。
また、2017年(平成29年)6月17日からは団体専用列車の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(山陰コース・下り)の停車駅となった。加えて、この列車運行開始に伴う改修計画もある。
単式・島式ホーム複合型2面3線を有する列車交換・折返し可能な地上駅。駅舎は単式1番ホーム側にあり、島式2・3番ホームへは長門市寄りにある跨線橋で連絡している。
長門鉄道部管理の簡易委託駅である。駅舎内には普通乗車券・定期券購入が可能な券売機が設置されている。窓口業務は2021年9月以降萩市観光協会が受託し、乗車券・回数券・定期券を取扱う。また、観光案内所を窓口の隣に移転して窓口と一体で運営し、観光案内所では観光パンフレットの配布や手荷物の一時預かりサービスを行っている。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
西側のみに出口があり、駅前ロータリーにバスの停留所がある。
再開発事業で駅前に建設された「萩レインボープラザ」は土産物屋、レンタルサイクルと観光ホテル「萩ロイヤルホテル」が一体となった施設だったが、一時期ホテル部分が休業する等、駅前の経済空洞化が懸念された。この建物は再改装し、2008年(平成20年)4月に飲食店等のテナントが入ったビジネスホテル「萩ロイヤルインテリジェントホテル」として営業再開している。また、駅前に高層マンションが建つ等しているが、道向かいのホテルが廃業する等、依然厳しい状況がある。
駅前に近接する国道191号のそばには、萩青年会議所により寄贈された萩城天守1/6復元模型がある。また、同国道が松本川に架かる萩橋を渡ると、市中心部のある阿武川の三角州に入る。
市中心部は更に1km程南西のバスターミナル(萩バスセンター)付近である。
駅裏(駅東側)を通過する山口県道67号萩川上線沿いにヤマダデンキや丸和の集合したショッピングセンター「椿東ショッピングパーク」があるが自由通路等は設けられておらず、東萩駅からのアクセスは基本的に考慮されておらず、駅東側へ公共交通機関でアクセスするには萩循環まぁーるバス(松陰先生)への乗換を要する。(萩しーまーと経由。防長バスも通ってはいるが、駅そばの松本橋を過ぎると松陰神社まで停まらない。)
防長交通(一部中国ジェイアールバス)の路線バスが停車する。
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