名所図会の一覧
名所図会
名勝図会
- 都林泉名勝図会 - 寛政11(1799年)に刊行された墨摺八冊本。京都の名所を庭園を中心に解説している。『都名所図会』(1780)と同じく、本文は京都の俳譜帥秋里籬島、挿絵は佐久間早催、西村中和、奥文鳴が描いた。
- 三国名勝図会 - 江戸時代後期薩摩藩の地誌。歴史書ともなっている。
- 武蔵名勝図会 - 武蔵風土記稿と並ぶ江戸時代後期の多摩郡を中心とした地誌。文政6年(1823年)刊行。植田孟縉が著し、昌平黌の林述斎に献上。挿絵も植田孟縉など。馬場大門のケヤキ並木、天文台構内古墳、武蔵国分寺跡などのほか、悲田処なども。
- 唐土名勝図会 - 享和2年(1802年)刊行。岡田玉山など挿絵担当
- 住吉名勝図会 - 秋里籬島作・岡田玉山画、寛政7年(1795年)刊。
- 江戸名勝図会 - 江戸時代末期刊行。お会式なども。『江戸自慢三十六興』と並ぶ歌川広重(二代)の作品
- 東京名勝図会 - 明治期に刊行。小林清親が作画。
- 花洛名勝図会 - 元治元年(1864年)刊行の墨摺八冊本、本文は木村明啓、挿絵は暁鐘成、四方義休、楳川重寛の3名が描いた。
年表
京都の観光名所を紹介した『都名所図会』以来、様々な名所図会がつくられた。観光ブームに乗って、明治時代までに60数冊がつくられた。内訳は、京・大坂についてのものが一番多く作られ、京阪に東京と東海道でそのほとんどとなる。
外部リンク
- 武蔵名勝図会 国立国会図書館デジタルコレクション インターネット公開(保護期間満了)
- 江戸名所図会 国立国会図書館デジタルコレクション
- 都名所図会データベース 国際日本文化研究センター
- 花洛名勝図会データベース 国際日本文化研究センター
- 阿波名所図会 早稲田大学図書館古典籍総合データベース
- 金毘羅参詣名所図会 香川県立図書館デジタルライブラリー
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