第11回国民体育大会(だい11かいこくみんたいいくたいかい)は、1956年に開催された国民体育大会である。持ち回り大会の見直しのモデルケースとして開催された。
見直しの概要
持ち回り大会の見直し策として、下記の対策が実施された。
- 参加人員を1割減とする。合わせて本部役員数も減じた。
- 登山・スポーツ芸術の中止。
- 夏季大会の日程短縮。
- 新設される屋内体育施設は、学校の付属施設とした。
ラグビー競技の開催問題
日本ラグビー協会は1956年7月に体協を脱退している。この余波を受け、ラグビーは高校生部門の競技のみが実施された。
大会概要
冬季大会
スケート競技会
第11回国民体育大会冬季大会スケート競技会は、1956年1月26日から1月29日を会期として青森県八戸市で開催された。
実施競技・会場一覧
スキー競技会
実施競技・会場一覧
夏季大会
実施競技
秋季大会
実施競技
- 陸上競技
- サッカー
- スキー
- テニス
- ホッケー
- ボクシング
- バレーボール
- 体操
- バスケットボール
- スケート
- レスリング
- ウェイトリフティング
- ハンドボール
- 自転車競技
- ソフトテニス
- 卓球
- 軟式野球
- 相撲
- 馬術
- フェンシング
- 柔道
- ソフトボール
- バドミントン
- 弓道
- ライフル射撃
- 剣道
- ラグビー
- クレー射撃
- 高校野球
総合成績
天皇杯
- 1位 - 東京都
- 2位 - 愛知県
- 3位 - 広島県
皇后杯
- 1位 - 東京都
- 2位 - 大阪府
- 3位 - 北海道
脚注
参考文献
- 『国民体育大会の歩み』1980年3月1日増補改定版 発行:都道府県体育協会連絡協議会 監修:日本体育協会 132ページ
- 第11回大会 - 日本体育協会
- 日本体育協会 - アーカイブス (PDF)
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