2020年東京オリンピックの水球競技(2020ねんとうきょうオリンピックのすいきゅうきょうぎ)は、2021年7月24日から8月8日まで、国際水泳連盟(FINA)管轄のもとで実施されたオリンピックの水球競技。本大会は東京辰巳国際水泳場で行われた。
今大会は前回より女子が2チーム増加し10チームとなった。
世界最終予選
ホスト国のオランダ、2020年ヨーロッパ水球選手権の2位~13位(既に出場権を得ている、2位:スペイン、5位:セルビア、6位:イタリアを除く)の9チーム(モンテネグロ、クロアチア、ギリシャ、ロシア、ドイツ、ジョージア、ルーマニア、トルコ、フランス)、2019年パンアメリカン大会2位のカナダと同3位のブラジルの計12チームが出場する。(パンアメリカン大会4位のアルゼンチンと2018年アジア大会上位のイラン・中国が辞退したため、代わりにヨーロッパのチームが出場する。)
グループリーグの抽選は2020年2月11日にローザンヌで行われた。トルコが新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生したことにより失格となったため、実際には11チームが出場した。決勝に進出したモンテネグロとギリシャ、3位決定戦に勝利したクロアチアがオリンピック出場権を獲得した。
世界最終予選
2020年ヨーロッパ水球選手権の3位~9位の7チーム(ハンガリー、オランダ、イタリア(ホスト国)、ギリシャ、フランス、スロバキア、イスラエル)、2018年アジア大会2位のカザフスタンのほか、オセアニアからニュージーランド、ワイルドカードとしてウズベキスタン(アジア大会不出場)の計10チームが出場する。
グループリーグの抽選は2020年2月11日にローザンヌで行われた。ウズベキスタンとニュージーランドが出場辞退したため、実際には8チームが出場した。決勝に進出したハンガリーとオランダがオリンピック出場権を獲得した。
12チームを6チームずつ2つのグループに分けて総当り戦を行う。各グループの上位4チームは準々決勝に進出する。準々決勝の敗者4チームは5-8位決定戦に出場する。9-12位はグループステージの成績により決定される。
組み合わせ抽選は2021年2月21日にロッテルダムで行われた。6つのポットに分けられた12チームを6チームずつの2組に抽選した。
2大会連続の出場となった水球男子日本代表は1984年大会以来の白星を挙げたが、準々決勝進出はならなかった。
10チームを5チームずつ2つのグループに分けて総当り戦を行う。各グループの上位4チームは準々決勝に進出する。準々決勝の敗者4チームは5-8位決定戦に出場する。9位と10位はグループステージの成績により決定される。
組み合わせ抽選は2021年2月21日にロッテルダムで行われた。5つのポットに分けられた10チームを5チームずつの2組に抽選した。
開催国として初出場を果たした水球女子日本代表は全敗で大会を終えた。
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