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UEFA EURO 2020予選


UEFA EURO 2020予選


本記事ではUEFA EURO 2020の予選について述べる。

方式

UEFA EURO 2020の本大会は12の国・地域での分散開催となるが、今大会については開催国・地域が本大会に自動的に出場可能とはならない。ただし、もし本大会グループステージ開催国・地域のチームが本大会出場権を得た場合は、そのチームの本大会グループステージの試合のうち2試合は必ずその国・地域で開催される。

開催方式は以下の通り。

予選グループステージ

予選グループステージの抽選は、2018年12月2日にダブリン・コンベンション・センターで行われた。出場全チームを5または6チームずつの10組に分け、それぞれホーム&アウェーの2回総当たり戦を行う。各組上位2チーム(合計20チーム)が本大会出場権を得る。グループ分けの際はUEFAネーションズリーグ2018-19の順位付け規定(後述)に基づく総合順位によって、シード(ポット分け)が行われる。

これに加え、以下のことが組み合わせ抽選において考慮される。

UEFAネーションズリーグ2018-19 決勝トーナメント
UEFAネーションズリーグ2018-19において、リーグAの各グループで首位となり決勝トーナメントに進出したチーム(UNL Pot)は5チームの組に割り振られる。(当該チームの2019年6月の予選試合日はネーションズリーグの決勝トーナメントに充てられる。)
本大会の開催国・地域
全ての本大会の開催国・地域が同時に2位以内になる可能性が生じるように、以下のチームは同じ組に2チームまでしか入らないように抽選される:イングランド、アゼルバイジャン、ドイツ、イタリア、ロシア、デンマーク、ハンガリー、オランダ、アイルランド、ルーマニア、スコットランド、スペイン。
政治的紛争を抱える国・地域
国・地域間の政治的紛争を考慮し、以下のチームは同じ組には入らない:ジブラルタルとスペイン、コソボとボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボとセルビア。
  • アルメニアとアゼルバイジャン、ロシアとウクライナも同様だが、同じポットであるため、もとから同じ組に入ることはない。
移動距離が長大となる国・地域
以下の2チームの組は、同じ組に最大1つしか入らない。(ただし、取り消し線の国・地域とは同じポットであるため、もとから同じ組に入ることはない。)
  1. アゼルバイジャンとアイスランド、ポルトガル、ジブラルタルのいずれか
  2. アイスランドとアルメニア、キプロス、ジョージア、イスラエルのいずれか
  3. カザフスタンとアンドラ、イングランド、フランス、アイスランド、マルタ、北アイルランド、ポルトガル、アイルランド、スコットランド、スペイン、ウェールズ、フェロー諸島ジブラルタルのいずれか
冬季のホームゲーム開催が困難な国・地域
以下の国々は最大で2チームしか、同じ組には入らない:フェロー諸島フィンランドアイスランド、ベラルーシ、エストニア、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、ロシア、ウクライナ(太字の3チームは3月と11月にはホームゲームを開催できない。その他のチームはできる限り開催しない。)

プレーオフ

プレーオフの抽選は、2019年11月22日にニヨンのUEFA本部で行われた。UEFAネーションズリーグ2018-19の各リーグ(上位から順にA - D)から、以下に定める方法で合計16チームを選び、4チームずつによるノックアウトトーナメント(準決勝はネーションズリーグの順位付け規定による順位のトーナメント内1位チーム対4位チーム、2位チーム対3位チームの組み合わせ。ホーム&アウェーではなく準決勝は上位チームのホーム、決勝は抽選によるいずれかのチームのホームでの1試合勝負)を行う。それぞれで勝ち残ったチームが本大会出場権を得る。

出場チームの決定方法

  • まず、ネーションズリーグの各リーグのグループ1位チームであって、EURO予選グループステージで本大会出場権を得られなかったチームを選ぶ。
  • グループ1位チームで本大会出場権を得たチームがある場合は、当該チームが所属するネーションズリーグのリーグのグループ2位以下であって、EURO予選グループステージで本大会出場権を得られなかったチームをネーションズリーグの順位付け規定により順位付けし、各リーグ4チームになるまで上位のチームから選ぶ。
  • もしネーションズリーグの各リーグにおいて、EURO予選グループステージで本大会出場権を得られなかったチームがそもそも4チームに満たない場合(例えばリーグAは12チームなので、そのうち9チーム以上がEURO予選グループステージで本大会出場権を得た場合)は、UEFAネーションズリーグ2018-19の総合順位に従って、別のリーグからEURO予選グループステージで本大会出場権を得られず、上記の条件でプレーオフ出場権を得ていないチームの上位のチームから補充する。ただし、「ネーションズリーグでグループ1位になったチームがいるリーグには、それよりも上位のネーションズリーグのリーグレベルのチームは入らない」という条件が付く。
  • 上記の条件により、ネーションズリーグのリーグAとリーグBの全チームとリーグCの上位8チーム(グループ2位以内)の計32チームは、ネーションズリーグのリーグDのチームがEURO予選グループステージで本大会出場権を獲得しない限り、本大会出場権を逃したとしても必ずプレーオフに出場できる。

出場チームの割り当て

プレーオフに出場する16チームを、所属するリーグごとにリーグDからリーグAの順番で「ネーションズリーグでグループ1位になったチームがいるトーナメントには、それよりも上位のネーションズリーグのリーグレベルのチームは入らない」、「同一リーグから4チーム以上がプレーオフに出場する場合は、その中の4チームは必ず同じトーナメントに配置される。」という条件を満たすように、必要に応じて抽選を行い4チームずつのトーナメントを確定させる。

  • 上記の条件により、同一リーグからの出場が4チームを超える場合に、グループ2位以下のチームの中から、所属するリーグより上位のリーグレベルのトーナメントに配置されるチームが抽選により決定される。
  • リーグAからの出場チームが無い場合は、リーグB、リーグCから出場する計8チームを対象に抽選が行われる。(上記の条件により、いずれかのリーグからの出場が4チームのみの場合は他方から出場する8チーム、それ以外の場合はリーグBのチームとリーグCのトーナメントに配置されなかったリーグCのチームの計8チーム)
  • リーグAかリーグBからの出場チームが4チーム未満で、リーグBからの出場チームにグループ1位のチームが含まれない場合はリーグA、リーグB、リーグCから出場する計8チームを対象に抽選が行われる。(ただし、上記の条件により、リーグAかリーグBのいずれかのリーグからの出場が4チームのみの場合は抽選は行われない。)
  • シードの基準や複数の開催国・地域がプレーオフに出場する場合の抽選方法などについて、追加の規定が適用されることがあり得る。

試合結果

グループステージ

2019年3月から11月にかけて開催された。

グループA

グループB

グループC

グループD

グループE

グループF

グループG

グループH

グループI

グループJ

プレーオフ

プレーオフの出場チームは以下の通り決定された。この結果、プレーオフのグループB(原則としてネーションズリーグのリーグBのチームが出場。以下同様)とグループDについては出場する4チームが自動的に決まった一方、グループAはリーグAからプレーオフに出場するチームが1チームのみであるため、リーグCからプレーオフに出場する7チームのうち、リーグ2位以下だったチーム( ブルガリア・ イスラエル・ ハンガリー・ ルーマニア)のうち3チームが抽選により選ばれ、プレーオフのグループAに出場し、残りの4チームはグループCに出場する。

凡例:

  •  # :EURO予選の順位によりEURO本大会進出決定
  •  (A), (B), (C), (D) :ネーションズリーグの成績により、当該プレーオフに出場
  •  (A/C) :ネーションズリーグの成績により、表記のいずれかのプレーオフに出場

当初は、2020年3月に開催される予定であったが、ヨーロッパにおけるコロナウィルス感染症の流行に伴い延期され、準決勝は2020年10月8日、決勝は11月12日に開催されることとなった。

グループA

グループB

グループC

グループD

出典

  • 大会規定:“Regulations of the UEFA European Football Championship 2018-20”. 欧州サッカー連盟. 2018年9月12日閲覧。

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: UEFA EURO 2020予選 by Wikipedia (Historical)



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