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江ノ島駅


江ノ島駅


江ノ島駅(えのしまえき)は、神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目にある、江ノ島電鉄の駅。駅係員常駐駅である。駅番号はEN06

概要

駅長と主席助役所在駅。全線の15駅は当駅で掌管している。その他の駅掛員常駐駅には各々助役が所在し、自駅と隣接無人駅を管理し、主席助役の補佐をしている。

当駅は江ノ島電鉄の登記上における本店所在地であり、構内には江ノ電本社ビル、乗務区、電務班も存在する。乗務区が隣接しているため、乗務員の交代も当駅で行われる。

以前は、車両の出・入庫や転線の際は係員が手動でポイントを切り替え、手旗などによる合図で入れ換えをするという姿も見られたが、2024年3月16日から施行されたCTC化に因り、転てつ器は自動化さるている。

1番線ホームの待合室は、江ノ電の資料や友好関係にある台湾国鉄平渓線関係の展示物やNゲージジオラマ、2007年9月まで運用されていた300形303号車の先頭部が保存されている。

歴史

  • 1902年(明治35年)9月1日:片瀬駅として開業。
  • 1929年(昭和4年):江ノ島駅に改称。
  • 1991年(平成3年):駅舎が改築され、現在の姿になる。
  • 2019年(平成31年)4月10日:駅舎のリニューアルが完了。
  • 2024年(令和6年)2月3日:CTC導入に伴い、事前対策として構内踏切が廃止され行先別改札に変更。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で駅員配置駅である。

かつてホーム同士は構内踏切で結ばれていたが、2024年2月3日より閉鎖されて行先別改札となり、改札内でのホーム間移動は不可能となった。なお、鎌倉方面改札の②番線ホーム側には、自動券売機・窓口は設置されていない為、藤沢方面側改札(①番線)で購入した上で、改札外の公道・踏切を利用して移動する必要がある。

2006年9月、首都圏でのPASMOとSuica対応開始に伴い、自動改札機が設置された。2019年4月に完工したリニューアル工事では、2番線ホーム藤沢方への改札口の新設、トイレの全面洋式化、駅照明のLED化、コインロッカーの増設および木製ベンチの設置などが行われた。

鎌倉方には2本の留置線が設けられており、分岐器を介して1番線側から出入庫が可能。朝5 - 6時台に当駅始発の列車があり、入換が見られる。逆に21 - 23時台に当駅止まりの列車があり、入庫や転線が見られる。また、稀に日中でも車両交換や分割併合の車両の出・入庫や転線が行われる事がある。

のりば


利用状況

2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は10,097人であり、江ノ電全15駅中3位。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。


駅周辺

  • 江ノ島電鉄本社
  • 江の島(神奈川県指定史跡名勝。※指定名称は「江ノ島」)
  • 新江ノ島水族館
  • 片瀬東浜海水浴場
  • 西浜海水浴場
  • 湘南白百合学園小学校・幼稚園
  • 寂光山龍口寺
  • 片瀬漁港
  • 江ノ電もなか「扇屋」(1990年に廃車となった600形651号の先頭部分とパンタグラフが店先に存置されている。)
  • 江のピコ

バス路線

駅前にある「江ノ島駅前」が最寄りバス停。この他併用軌道区間近くにある「竜口寺」「龍口寺」も利用可能。

江ノ島駅前
竜口寺
龍口寺

周辺路線

下記の路線・駅が徒歩圏にあるが、連絡運輸は行われていない。

  • 湘南江の島駅(湘南モノレール江の島線) - 国道467号を挟んで山側に隣接している。
  • 片瀬江ノ島駅(小田急江ノ島線) - 路程で600メートルほど離れている。

隣の駅

江ノ島電鉄
江ノ島電鉄線
湘南海岸公園駅 (EN05) - 江ノ島駅 (EN06) - 腰越駅 (EN07)

当駅鎌倉方の龍口寺交差点より腰越駅まで併用軌道となる。

脚注

注釈

出典

神奈川県県勢要覧

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

  • 江ノ島駅 - 江ノ島電鉄

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 江ノ島駅 by Wikipedia (Historical)