常陸大宮駅(ひたちおおみやえき)は、茨城県常陸大宮市南町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線の駅である。
歴史
- 1918年(大正7年)10月23日:水戸鉄道 (2代)の駅として開業。
- 1922年(大正11年)12月1日:鉄道省(のちの日本国有鉄道)大郡線の当駅 - 山方宿駅間が開業し、当駅に乗り入れ。
- 1927年(昭和2年)12月1日:水戸鉄道が国有化。
- 1982年(昭和57年)10月1日:荷物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月7日:「みどりの窓口」を廃止し、「もしもし券売機Kaeruくん」設置。
- 2012年(平成24年)
- 2月16日:「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了。
- 2月17日:指定席券売機の運用を開始。
- 2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」が利用開始となる。JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。常陸大宮駅長が廃止され、常陸大子駅長管理下となる。
- 2015年(平成27年)7月1日:駅業務受託がJR東日本ステーションサービスへ移管。
- 2019年(令和元年)
- 10月13日:令和元年東日本台風(台風19号)の影響で袋田 - 常陸大子間の第六久慈川橋が落橋等により、当駅を含む全線が不通となる。
- 10月15日:水害の影響で運転を見合わせていた水戸 - 当駅間が始発より運転再開。
- 10月16日:当駅 - 常陸大子間で臨時バス運行開始。
- 11月1日:当駅 - 西金間で運転再開。
- 2024年(令和6年)3月下旬:新駅舎および東西自由通路の整備工事に着手(予定)。
- 2025年(令和7年)1月頃:新駅舎の供用を開始(予定)。
- 2026年(令和8年)春頃:東西自由通路の供用を開始(予定)。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。
水郡線統括センター(常陸大子駅)が管理し、JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅である。
互いのホームは構内踏切で連絡している。水戸駅から当駅までの折り返し列車も設定されている。
2006年3月7日に導入された「もしもし券売機Kaeruくん」は、2012年(平成24年)2月16日をもって営業を終了し、代わりに指定券券売機が導入された。なお、みどりの窓口は「もしもし券売機Kaeruくん」導入時に閉鎖されている。2014年4月1日より当駅でもSuicaの一部サービスを利用できるようになり、簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 1番線が上り本線、2番線が下り本線であるが、上下列車とも大半が駅舎側の1番線を使用する。夜間留置も設定されている。
利用状況
JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は822人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
バス路線
「大宮駅前」停留所や「大宮駅口」停留所にて、茨城交通が運行する路線バスが発着する。
- 大宮駅前
- 高部車庫
- 大宮営業所
- 常陸大宮済生会病院
- 境橋
- 上小瀬
- 小場公民館
- 市内循環線(イオン常陸大宮店・常陸大宮市役所方面)
- 大宮駅口
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■水郡線
- 静駅 - 常陸大宮駅 - 玉川村駅
- ※ 1944年(昭和19年)11月11日まで、静駅との間に常陸村田駅が存在した。
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
外部リンク
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