伊勢半本店 紅ミュージアム(いせはんほんてん べにミュージアム)は、東京都港区南青山にある株式会社伊勢半の企業博物館。「紅を見て、紅に触れ、紅を知る」をコンセプトに、紅の歴史と文化、江戸時代から続く紅作りの技を伝える施設である。
2003年、千代田区の江戸開府400年事業に協力して、東京都千代田区神保町に期間限定で「紅資料館」を開館。2005年、東京都港区南青山に「伊勢半本店紅資料館」として移設、2006年9月に「伊勢半本店 紅ミュージアム」と改称した。
紅の歴史的背景や諸相を紹介する資料室と、紅の色彩的な魅力を体験できるサロンとによる2つのゾーンから構成される。資料室では紅花の歴史、紅屋の製造風景・マーケティング、江戸の化粧文化等を紹介。関連資料として、江戸時代から明治・大正期に使用された化粧道具、紅作りの道具、絵画、文書を展示。サロンでは伝統製法で作られた口紅「小町紅」の体験ができる。
また、年に一度、企画展を開催。年に四回、紅の文化や江戸の風俗・ミュージアムの活動等を伝える情報誌、紅ミュージアム通信を発行。学校向けを含めた教育普及事業を行っている。
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