『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(てんさい・たけしのげんきがでるテレビ!!)は、1985年4月14日から1996年10月6日まで日本テレビ系列ほかで放送されていたバラエティ番組で、ビートたけしの冠番組。通称「元テレ」、「元気」。
放送時刻は毎週日曜日の20:00 - 20:54(日本時間)。
1995年10月からはタイトルを『超天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(ちょうてんさい・たけしのげんきがでるテレビ!!)に替えリニューアルが図られていた。略称は「超・元気TV」、「超・元テレ」。
1994年9月からビートたけしがバイク事故による休養で半年間番組に出演しなくなり、これと同時に、裏番組の『ダウンタウンのごっつええ感じ』の視聴率が上がり始める。たけし不在の1995年2月までは『元気』『ごっつ』の視聴率争いは互角だった。たけし復帰初回の1995年3月5日に21.9%、3月12日に20.5%の高視聴率を『元気』が記録する。しかし、1995年3月26日の『元気』『ごっつ』2時間スペシャル同日放送では『ごっつ』が21.8%で勝利。4月以降はプロ野球による番組休止も重なり『元気』の視聴率が急落、視聴率争いは『ごっつ』の勝利となる。
1995年10月にレギュラー出演者を大幅に入れ替え、番組タイトルの頭に『超』を付けてリニューアルされた。リニューアル後はかつての人気企画だった「ダンス甲子園」を「ストリートダンス選手権」として復活させ、一部レギュラーを入れ替えるなどのテコ入れを行うも、今度は裏番組の大河ドラマ『秀吉』が若年層を取り込むなどの絶大な人気を誇ったため、番組は1年後の1996年10月で終了。1985年4月から開始した『元気が出るテレビ!!』シリーズは11年半の放送に幕を降ろした。また、たけし出演のいくつかの番組で長年制作協力として携わってきたIVSテレビ制作は当番組の終了に伴い、たけしのレギュラー番組の制作から疎遠となってしまった。
2004年12月22日に初回限定2枚組でDVDが発売された。
2005年の24時間テレビの深夜企画で元気が出るテレビの名場面と復活企画を行うとともに、たけし以外の出演者が全員出演した。翌年の2006年の24時間テレビで、この番組の名物企画だった「ダンス甲子園」が復活し、2014年まで放送された。
日曜20時枠のバラエティ番組では『世界の果てまでイッテQ!』が開始するまでは10年以上続いた唯一の番組であった。なお、2018年7月には当番組の11年半を抜きこの枠での歴代最長番組となった。
★は番組開始時のレギュラー
上記の人物(グループ)はズブの素人とは限らず、ある程度の下積み修行をしていた者(俳優やタレントの卵)が多い。
など
2012年当時、スカパー!の2つのチャンネルで再放送されていた。
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