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南京地下鉄


南京地下鉄


南京地下鉄(ナンキンちかてつ、繁体字:南京地鐵 、簡体字:南京地铁、英語:Nanjing Metro)は中華人民共和国南京市と南京都市圏にある地下鉄である。

概要

市営鉄道としての歴史は1907年(光緒33年)の省寧鉄路(京市鉄路)まで遡れる。

2005年4月10日に1号線が運営開始し、中国大陸では6番目に地下鉄ができた都市となった。

2023年12月現在、1号線、2号線、3号線、4号線、7号線、10号線、S1号線、S3号線、寧滁線(S4)北支線滁州段、S6号線、S7号線、S8号線、S9号線が運行中で、総延長506.31km(駅数228駅)となる。

なお、3号線三期目、4号線二期目、5号線、6号線、7号線中段、9号線、10号線東延伸路線、11号線、寧馬線(S2)、寧滁線(S4)北支線南京段、寧揚線(S5)が事業中で2020年代前半までに運営が開始される予定である。

沿革

運営中の路線

1号線

1号線は2005年一期プロジェクトおよび西延長線が完工し、さらに2010年に南延長線が完工。2014年に西延長線が10号線へ編入。2022年に北延長線が完工。現在では北より八卦洲大橋南駅、南では中国薬科大学駅まで,全長45.4km。駅数32駅,片道走行時間は約75分間。平均走行速度が約38km/h。 暁荘駅で7号線と、新街口駅で2号線と、そして南京站駅で3号線と、鼓楼駅で4号線と、安徳門駅で10号線と、南京南站駅で3号線、機場線(S1)、寧和線(S3)と乗り換えできる。1号線は南京市内の南北軸線中央通り、中山通り、中山南通りに沿って南へ、南京站駅、鼓楼、新街口、南京南站駅、江寧大学団地など数多くの重要エリアを繋ぐ。 車両は中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成58本で運用。設計上の最高速度は80km/h。全区間運行(邁皋橋駅—中国薬科大学駅)と区間運行(邁皋橋駅—河定橋駅間)が交互運行をしている。2020年1月末の時点まで一日当たり輸送人員は102万人、1キロあたりの輸送人員は2.6万人である。特に2019年12月31日の利用客数は121.2万人となり、1号線開業以来単日最高となった。

2号線

2号線本線と東延伸路線は2010年より運営開始。さらに2021年に西延長線が完工。西より魚嘴駅、東では経天路駅まで。全長43.35km、駅数30駅、全線所要時間は約58分間。平均走行速度が約39km/h。南京市内の東西軸線に沿って河西新都心、新街口、孝陵衛、仙林大学団地など数多くの重要エリアを繋ぐ。 新街口駅で1号線と、大行宮駅で3号線と、金馬路駅で4号線と、元通駅で10号線と、油坊橋駅で寧和線(S3)と乗り換えできる。 車両は中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成35本で運用。設計上の最高速度は80km/h。運行間隔はラッシュアワーで4分05秒毎(朝)と4分50秒毎(晩)、週末ラッシュアワーでは4分50秒毎、それ以外は7分間毎程度である。2020年1月末の時点まで一日当たり輸送人員は92万人、1キロあたりの輸送人員は2.42万人である。特に2019年12月31日の利用客数は106.9万人となり、2号線開業以来単日最高となった。

3号線

3号線本線は2015年より運営開始、揚子江北岸の林場駅から、トンネルで揚子江をくぐり、秣周東路駅まで、全長44.9km、駅数29駅、全線所要時間は約72分間。 泰馮路駅で寧天線(S8)と、南京站駅で1号線と、鶏鳴寺駅で4号線と、大行宮駅で2号線と、南京南站駅で1号線、機場線(S1)、寧和線(S3)と乗り換えできる。 車両は中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成46本で運用。設計上の最高速度は80km/h。全区間運行(林場駅—秣周東路駅)と区間運行(林場駅—勝太西路駅間)が交互運行をしている。2019年5月末の時点まで一日当たり輸送人員は86万人、1キロあたりの輸送人員は1.87万人である。特に2019年05月01日の利用客数は106.2万人となり、3号線開業以来単日最高となった。

4号線

4号線一期目は2017年1月18日より運営開始。西は鼓楼区の龍江地区から、玄武区、紫東エリアと棲霞区を通い、東は仙林地区の仙林湖まで、全長33.8km、駅数18駅、全線所要時間はおよそ45分間。鼓楼駅で1号線と、鶏鳴寺駅で3号線と、金馬路駅で2号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の6両編成29本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2019年3月末の時点まで一日当たり輸送人員は21万人、1キロあたりの輸送人員は0.62万人である。特に2019年03月23日の利用客数は29.9万人となり、4号線開業以来単日最高となった。

5号線

5号線本線南段は2024年4月より運営開始予定。

7号線

7号線本線北段は2022年12月28日、本線南段は2023年12月28日より運営開始。北段は北より棲霞区の仙新路駅から、南は鼓楼区の幕府西路駅まで、全長13.84km、駅数10駅、北段所要時間はおよそ25分間。暁荘駅で1号線と、五塘広場駅で3号線と乗り換えできる。南段は北より応天大街駅から、南は西善橋駅まで、全長10.66km、駅数9駅、螺塘路駅で2号線と、永初路駅でs3号線と、中勝駅で10号線と乗り換えできる。

10号線

10号線本線は2014年07月01日より運営開始。西より江北新区の雨山路駅から、浦口新都心を経由し、トンネルで揚子江を潜り、浦口区、建鄴区、雨花台区を通い、東は安徳門駅まで、全長21.6km、駅数は14駅、全線所要時間は概ね40分間。安徳門駅で1号線と、元通駅で2号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるA型車両の6両編成21本で運用。設計上の最高速度は80km/h。2019年4月末の時点まで一日当たり輸送人員は19万人、1キロあたりの輸送人員は0.88万人である。特に2019年11月01日の利用客数は24.8万人となり、10号線開業以来単日最高となった。

S1号線(機場線)

S1号線(機場線)本線は2014年07月01日より運営開始。北は雨花台区の南京南駅から、南は江寧区の空港新城江寧駅まで、途中東山地区、江寧経済技術開発区、秣陵地区、禄口新都心などエリアを経る。全長31.3km、駅数は9駅、全線所要時間は約33分間。南京南駅で1号線、3号線、寧和線(S3)と、翔宇路南駅で寧高線(S9)と、空港新城江寧駅で寧溧線(S7)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成15本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2019年5月末の時点まで一日当たり輸送人員は9.3万人、1キロあたりの輸送人員は0.3万人である。特に2019年05月01日の利用客数は14.5万人となり、S1号線(機場線)開業以来単日最高となった。

S3号線(寧和線)

S3号線(寧和線)本線は2017年12月06日より、南京地下鉄の8番目、揚子江に跨がる3番目に運営が開始する路線。西より浦口区の高家沖駅から、途中建鄴区、雨花台区を経て、東は南京南駅まで、全長36.22km、駅数は19駅、全線所要時間は約60分間。南京南站駅で1号線、3号線、機場線(S1)と、油坊橋駅で2号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の6両編成24本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2019年4月末の時点まで一日当たり輸送人員は8.3万人、1キロあたりの輸送人員は0.23万人である。特に2019年04月04日の利用客数は10.8万人となり、S3号線(寧和線)開業以来単日最高となった。

S4号線(寧滁線)

S4号線本線北支路線滁州段は2023年より運営開始予定。

S6号線(寧句線)

S6号線(寧句線)本線は2021年12月28日12時より運営開始。西より棲霞区の馬群駅から、途中麒麟門と湯山を経て、泉都大通りに沿って、句容衛星都市の北地域を経由し、句容城区に入り、南は句容市の句容駅まで、全長43.7km、駅数は13駅、全線所要時間は約40分間。馬群駅で2号線と乗り換えできる。車両は2021年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成33本で運用。設計上の最高速度は135km/h。2021年12月末の時点まで一日当たり輸送人員は4.98万人、1キロあたりの輸送人員は0.11万人である。特に2021年12月31日の利用客数は5.8万人となり、S7号線(寧溧線)開業以来単日最高となった。

S7号線(寧溧線)

S7号線(寧溧線)本線は2018年5月26日より運営開始。北より江寧区の空港新城江寧駅から、途中南京空港要衝経済区と溧水経済開発区を経て、秦淮大通りに沿って、溧水衛星都市の中核地域を経由し、溧水城南新区に入り、南は溧水区の無想山駅まで、全長30.16km、駅数は9駅、全線所要時間は約40分間。空港新城江寧駅で機場線(S1)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成11本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2018年6月末の時点まで一日当たり輸送人員は1.2万人、1キロあたりの輸送人員は0.03万人である。特に2018年05月27日の利用客数は2.6万人となり、S7号線(寧溧線)開業以来単日最高となった。

S8号線(寧天線)

S8号線(寧天線)本線は2014年8月1日より運営開始。さらに2022年に南延長線が完工。南より浦口区の長江大橋北駅から六合区の金牛湖駅までを結び、揚子江以北に位置する初めての路線である。2014年南京ユースオリンピックにおいてセーリング会場である金牛湖と市内を結ぶため、開会直前に開通した。当路線は一度に開通した距離が中国で最も長く、営業速度が中国で最も早い都市間鉄道である。全長47.36km、駅数は19駅、全線所要時間は約55分間。泰馮路駅で3号線と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の4両編成26本で運用。設計上の最高速度は100km/h。2018年末の時点まで一日当たり輸送人員は12万人、1キロあたりの輸送人員は0.27万人である。特に2018年04月04日の利用客数は15.9万人となり、S8号線(寧天線)開業以来単日最高となった。

S9号線(寧高線)

S9号線(寧高線)本線は2017年12月30日より運営開始。北より江寧区の翔宇路南駅から、途中溧水区を経由し、石臼湖を跨がり、南は高淳区の高淳駅まで、全長52.42km、駅数6駅、全線所要時間はおよそ38分間。翔宇路南駅で機場線(S1)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮に製造されるB型車両の3両編成12本で運用。設計上の最高速度は120km/h。2018年末の時点まで一日当たり輸送人員は1.8万人、1キロあたりの輸送人員は0.19万人である。特に2018年01月01日の利用客数は4万人となり、S9号線(寧高線)開業以来単日最高となった。

事業中の路線

計画中の路線

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列車

運賃

  • 割引情報:ICカードは5%引き、18歳未満の学生ICカードは50%引き。
  • 乗車方法:自動券売機で硬貨状のIC乗車券(トークン)を購入し、自動改札機から入場する。乗車券は下車時回収され、再び使用される。1回券のほかに、繰り返しチャージして使える非接触IC型プリペイドカード「金陵通」あるいは「智匯卡」も販売されている。
  • 2019年12月25日、揚子江デルタの10都市(上海、南京、杭州、蘇州、無錫、常州、徐州、寧波、温州、合肥)枠内の都市間交通系電子マネー互認制度が開始。指定される情報を登録したアプリで、QRコードを自動改札機に直接タッチして乗車できるようになった。

旅客案内

車内放送

利用状況

  • 近年の路線別一日平均乗車人員は以下のとおりである。

脚注

関連項目

  • 中華人民共和国の鉄道

外部リンク

  • 南京地下鉄公式ホームページ (中国語)
  • 南京地下鉄公式ホームページ上の路線図 (中国語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 南京地下鉄 by Wikipedia (Historical)