2009年の音楽(2009ねんのおんがく)では、2009年(平成21年)の世界の音楽分野について記述する。
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2年連続で、シングルミリオンセラー作品はゼロ。前年の1位の売上よりは微増となったが、この年も年間1位の売上は70万枚を下回った。
嵐の作品がTOP3を独占。さらに5位にもランクインし、この年発売した4作品がすべてTOP5入りした。同一アーティストによる年間シングルチャートのTOP3独占・4作のTOP10入りはどちらも1988年の光GENJI以来21年ぶりであり、4作のTOP5入りは史上初。嵐は前年の年間チャートでも1位・2位を独占しており、 同一アーティストの年間シングルチャート2年連続1位は、1977・78年のピンク・レディー以来31年ぶり。2年連続の1・2フィニッシュは史上初。上位50作中ジャニーズ事務所所属歌手による作品は計16作チャートイン。前年の20作は下回った。ジャニーズを中心とする男性アイドルに対し、女性アイドルのシングル売り上げが低迷する中、AKB48がTOP50中3作チャートインした。また、韓国出身のボーカルグループ・東方神起がソロユニット含め4作チャートインした。
※オリコン 集計期間: 2008年12月22日付 - 2009年12月21日付
※Billboard JAPAN 集計期間: 2008年12月 - 2009年11月
アルバムミリオンセラーは3作(最終週でGReeeeNが100万127枚でギリギリ達成)、前年の4作を下回った。シングル同様、アルバムでも嵐が年間1位。同一アーティストによる年間シングル・アルバム1位独占は、2001年の宇多田ヒカル以来8年ぶり。アイドル歌手による年間アルバムチャート1位は、1988年の光GENJI以来21年ぶり。
6月、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行の作品がチャートイン。ソロピアニスト(クラシック)によるアルバムが年間TOP50入りするのは、史上初。インストアルバムによる年間TOP50入りは、2004年の女子十二楽坊以来5年ぶり。ソロ名義によるボーカル曲無しのアルバムとしては、2003年の綾小路きみまろ以来6年ぶり。クラシックのアルバムが年間TOP50入りするのは、2002年の小澤征爾&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団以来7年ぶり。
同じく6月に急死したマイケル・ジャクソンが2作チャートインしたのを筆頭に、TOP50中洋楽作品が過去最多となる10作がチャートイン(宇多田ヒカル、東方神起を洋楽扱いとした場合)。
※オリコン 集計期間: 2008年12月22日付 - 2009年12月21日付
集計 日本レコード協会
年間TOP30
Category:2009年のライブ・ビデオを参照
訃報 2009年も参照。
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