日本プロフェッショナル野球協約(にっぽんプロフェッショナルやきゅうきょうやく)とは、日本野球機構が日本プロ野球の選手契約等の手続きを定めた協約。通称、野球協約。
本編と統一契約書様式で構成される。1951年6月21日発効。
GHQ経済科学局長・ウィリアム・マーカット少将が、松本瀧藏に、ちゃんとした日本の野球のルール、協約を作ったらどうかと勧め、アメリカからルールを取り寄せ松本に渡し、福島慎太郎を経て平沢和重が、それの大部分を引き写して作成したもの。
球団の選手に対する保有権、コミッショナー、フランチャイズ、ドラフト会議など様々な分野に関して条文が存在する。ただし育成選手制度については別途「日本プロ野球育成選手に関する規約」が存在するほか、ドラフト会議の細部の運用についても別途「新人選手選択会議規約」が定められている。フリーエージェント制度についても、2009年度版より別途「フリーエージェント規約」が設けられ、野球協約本体から条文が分割された。
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