『レッド・バイオリン』(英: The Red Violin, 仏: Le Violon rouge, 独: Die Rote Violine, 伊: Il Violino Rosso, 中: 紅提琴)は、1998年のカナダ映画。4世紀にわたり、5つの国に受け継がれていったヴァイオリンをめぐるドラマ作品。
トロント国際映画祭上映作品。第11回東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞、第72回アカデミー賞音楽賞受賞。
現代のモントリオールで開かれたオークションで、出展されたあるヴァイオリンがひときわ注目を浴びる。そのヴァイオリンはイタリアの名工が1681年に手掛けたもので、名器として知られ、その不思議な色艶から「紅いヴァイオリン」と呼ばれていた。かつて、その魅力に心を奪われ、あるいは破滅していった多くの人々がいた。そしてこのヴァイオリンの誕生についても、知られざる秘密が隠されていた。物語は、現代と過去とが交わりつつ、ヴァイオリンがたどってきた数奇な運命を解き明かしていく。
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