2005年トルコグランプリ (I Turkish Grand Prix) は、2005年F1世界選手権の第14戦として、2005年8月21日にイスタンブール・パークで開催された。
金曜プラクティス
予選
- 佐藤琢磨はマーク・ウェバーをブロックしたことでグリッド降格(佐藤はチームからの無線連絡が無かったためウェバーが接近していたことに気づいていなかった。)、ターン9でスピンし予選後にエンジンを交換したミハエル・シューマッハの後ろからのスタートとなった。
- ロバート・ドーンボスはブレーキの配管ミスで出火した。
- ナレイン・カーティケヤンは2度のエンジン故障に遭遇した。
決勝
- ウィリアムズ-BMWは2台とも右リアタイヤのトラブルでリタイアした。
- ミハエル・シューマッハとマーク・ウェバーは14ラップ目に接触した。シューマッハの右リアサスペンションがダメージを受けたものの、シューマッハは修理の後、次戦イタリアでの予選ポジション獲得のためレースに復帰した。ウェバーのウィリアムズはノーズコーンを失った。
- ファン・パブロ・モントーヤは2位を走行していたものの、ティアゴ・モンテイロに追突されディフューザーを損傷した。次のラップでモントーヤはターン8に真っ直ぐ突っ込み、2位の座をフェルナンド・アロンソに明け渡した。
- フェリペ・マッサはニック・ハイドフェルドとの接触でフロントウィングと導風板を失った。修理の後レースに復帰したが、29ラップ目にエンジントラブルでリタイアした。
- 通常ファステストラップは予選タイムよりも遅いにもかかわらず、モントーヤのファステストラップはチームメイトのライコネンの予選タイムよりも2秒以上速かった。
注
- このレースはニック・ハイドフェルドが2006年バーレーングランプリで復帰するまで最後のレースとなった。ハイドフェルドはマウンテンバイクで事故を起こし、肩の負傷のためシーズン残りを欠場することとなった。
第14戦終了時点でのランキング
- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
参照
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