AFCチャンピオンズリーグにおける日本のサッカークラブでは、アジアサッカー連盟(AFC)が主催するAFCチャンピオンズリーグにおける日本のサッカークラブの立ち位置・出場履歴・成績等についてを記述する。
出場資格は各国リーグ戦の前年度シーズン(日本は日本サッカーリーグ1部→Jリーグ/Jリーグ ディビジョン1)の年間優勝クラブがエントリーできた。ただし、1993-94年の第13回大会における日本の代表クラブについては、1992年が日本サッカーリーグからJリーグへの移行期間で日本国内のレギュラーリーグが行われなかったため、その年に唯一開催されたJリーグの公式戦であるヤマザキナビスコカップ1992の優勝クラブであるヴェルディ川崎が、そのまま国内リーグ戦優勝クラブと見なされて出場した。
2008年度までのACLには、以下の2クラブ(日本のクラブが前年度のACLで優勝した場合のみ3クラブ)に出場権が与えられた。
上記に重複するクラブがある場合、以下の優先順位で繰り上げクラブを決定した。
2009年度から日本からの出場が4クラブに増えるのに伴い、以下のクラブに変更された。
なお、ACLの前年度優勝クラブの出場枠は撤廃(2021年度は採用)。
天皇杯に関しては、2007年11月11日の日本サッカー協会からの発表で、2009年度より前年度の天皇杯優勝クラブに出場権が与えられる形に変更となり、同時に2007年度の天皇杯優勝クラブに出場権は与えられないことになった。
それまでは、2シーズン前(2006年度の場合は2004年度の大会の優勝クラブ)の優勝クラブがAFCチャンピオンズリーグに出場することになっており、選手コンディションや試合会場の調整、あるいはJ2以下のカテゴリ所属が出場する場合の日程の問題などが絡んでおり、出場クラブの見直し(Jリーグカップの優勝クラブ、あるいはJ1の2位クラブなどに出場させる案)が検討されていた。例えば、2005年度のJ1で17位以下となりJ2降格が決まった東京Vは本来なら今大会の出場資格を失うが、クラブ側がJ2降格後のACL出場の意向を示し、2006年度のJ2の日程を変更した上で出場した。
2024-25シーズンについては、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に3枠、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)は1枠が付与されており、ACLEは2023年のJ1リーグ上位2クラブ(神戸、横浜FM)と、天皇杯優勝クラブの川崎Fの3クラブに出場権が与えられる。ただし、2023-24シーズンのACLにおいて日本のクラブ(ノックアウトラウンドに出場した横浜FM、川崎F、甲府)が優勝した場合、そのクラブが2024-25シーズンにおける最優先出場権を得るため、この場合はJ1と天皇杯の優勝クラブを加えた3クラブの出場となる・。
2025-26シーズンはAFCランキングによって出場枠が決定する予定で、AFCランキング1位であれば2024-25シーズンに同文。2位の場合はACLEへは原則として2024年のJ1リーグと天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会の優勝クラブに出場権を付与し、2024年のJ1の成績によりもう1クラブ(具体的な順位未定)に対しては、ACLEプレーオフからの出場権を与える・。
またこの再編に伴って新設されるACL2については、2024-25シーズンは原則として2023年のJ1リーグ3位の広島に出場権を与えるが、ACL2023-24シーズンで上記の日本クラブ3チームから優勝チームが発生した場合は、同J1リーグ2位の横浜Mに出場権を与える・。
2025-26シーズンは上記のAFCランキングに基づいて決定する予定で、AFCランキングが1位の場合は2024-25シーズンに同文。2位の場合は原則として2024年のJ1の成績により1クラブ(具体的な順位未定)に出場権を付与する・。
日本からは通常、リーグ優勝枠が第1代表、天皇杯優勝枠が第2代表、リーグ2位枠が第3代表、リーグ3位枠が第4代表となる(2021年大会以降は前回優勝枠がリーグ3位枠より優先され第4代表となる)。リーグ枠・天皇杯枠の重複によっては代表順が繰り上がる。
※2024年5月26日現在
Portal:サッカー
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou