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海乃美月


海乃美月


海乃 美月(うみの みつき、5月18日 - )は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役。月組トップ娘役。

富山県氷見市、市立北部中学校出身。身長164cm。血液型O型。愛称は「うみ」、「くらげ」。

来歴

2009年、宝塚音楽学校入学。

2011年、宝塚歌劇団に97期生として入団。入団時の成績は5番。星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」で初舞台。

2012年、組まわりを経て月組に配属。

歌・ダンス・芝居と三拍子揃った娘役として注目を集め、2014年の「明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で新人公演初ヒロイン。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。

2015年の「1789」で、トップスター・龍真咲の相手役に早乙女わかばとダブルキャストで抜擢。続くバウ・ワークショップ「A-EN(エイエン) ARI VERSION」で、バウホール公演初ヒロイン。

2017年の「瑠璃色の刻」(ドラマシティ・赤坂ACTシアター公演)で、東上公演単独初ヒロイン。その後も4度に渡って東上公演単独ヒロインを務める。

2019年の「アンナ・カレーニナ」でバウホール公演単独初ヒロイン。

2021年8月16日付で月組トップ娘役に就任。入団11年目でのトップ就任は極めて遅咲きとなった。月城かなとの相手役として、「川霧の橋/Dream Chaser」(博多座公演)で、新トップコンビお披露目。

2024年7月7日、「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA 110!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を月城と同時退団することが発表された。

人物

体を動かすのが大好きな子供で、クラシックバレエを習い、合唱隊に入って歌うことを楽しんでいた。

宝塚初観劇は、通っていたバレエスタジオのバスツアーで観た星組公演「王家に捧ぐ歌」。宝塚受験を決意したのは2006年星組公演「ベルサイユのばら」を観てから。

中学1年の冬、県民ミュージカルに出演。オーディションで主役を演じ、芝居を初めて経験する。

姉と同じ高校を受験するが、自分は宝塚へ行くという根拠の無い自信があり、高校入試に合格し、入学説明会を受けたその足で母と宝塚へ向かい、音楽学校の受験に臨んだ。

愛称の「うみ」は芸名から、「くらげ」は芸名を海月と呼び間違えられたことに由来する。

主な舞台

初舞台

  • 2011年4 - 5月、星組『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』(宝塚大劇場)

組まわり

  • 2011年6 - 7月、星組『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』(東京宝塚劇場)
  • 2011年10 - 12月、宙組『クラシコ・イタリアーノ』『NICE GUY!!』

月組時代

  • 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』
  • 2012年10 - 11月、『春の雪』(バウホール・日本青年館) - 少年清顕/房子
  • 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - 小公女/幼少時代のアンドレ、新人公演:ロザリー(本役:愛希れいか)
  • 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場)
  • 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - 新人公演:フラヴィ(本役:憧花ゆりの)『Fantastic Energy!』
  • 2013年11 - 12月、『THE MERRY WIDOW』(ドラマシティ・日本青年館) - フルフル
  • 2013年12月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(天王洲 銀河劇場) - 酒見郎女
  • 2014年1月、『New Wave!-月-』(バウホール)
  • 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - アンジェラ、新人公演:レイラ(本役:愛希れいか)『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 仮面の女/少女、新人公演:花のエトワール/トップスター女/銀の花の女(本役:愛希れいか) 新人公演初ヒロイン
  • 2014年7 - 8月、『THE KINGDOM』(日本青年館・ドラマシティ) - ジェニファー 東上Wヒロイン
  • 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - 草の露、新人公演:ハーミア(本役:愛希れいか)『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』 新人公演ヒロイン、初エトワール
  • 2015年2 - 3月、『風と共に去りぬ』(中日劇場) - メイベル
  • 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - オランプ・デュ・ピュジェ
  • 2015年9月、『A-EN(エイエン) ARI VERSION』(バウホール) - マリッサ・ムーア バウWSヒロイン
  • 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - ホマ、新人公演:張紫微(本役:憧花ゆりの)/ティコ(本役:桃歌雪)『GOLDEN JAZZ』
  • 2016年3 - 4月、龍真咲コンサート『Voice』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - ミツキ
  • 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - お市、新人公演:妻木(本役:朝美絢)『Forever LOVE!!』
  • 2016年10 - 11月、『アーサー王伝説』(文京シビックホール・ドラマシティ) - ヘラヴィーサ
  • 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - 婦人/フリーダ・フラム(フラムシェン)、新人公演:エリザヴェッタ・グルーシンスカヤ(本役:愛希れいか)『カルーセル輪舞曲(ロンド)』 新人公演ヒロイン
  • 2017年4 - 5月、『瑠璃色の刻(とき)』(ドラマシティ・TBS赤坂ACTシアター) - アデマール 東上ヒロイン
  • 2017年7 - 10月、『All for One』 - マリア・テレサ、新人公演:モンパンシェ公爵夫人(本役:沙央くらま)
  • 2017年11 - 12月、『鳳凰伝』 - タマル『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』(全国ツアー) エトワール
  • 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 瀬川由衣『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - ファニー
  • 2018年6 - 7月、『THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜』(日本青年館・ドラマシティ) - MITSUKI/ゼルダ・フィッツジェラルド 東上ヒロイン
  • 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ヴィンディッシュ嬢
  • 2019年1月、『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - アンナ・カレーニナ バウヒロイン
  • 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - 吉野太夫
  • 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - ルーシー・シュミーラー/クレア・デ・ルーン
  • 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - ロミー・エードラー
  • 2020年2月、『出島小宇宙戦争』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - タキ 東上ヒロイン
  • 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - ラ・グリュ
  • 2021年2 - 3月、『ダル・レークの恋』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - カマラ 東上ヒロイン
  • 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 百合『Dream Chaser』

月組トップ娘役時代

  • 2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - お光『Dream Chaser-新たな夢へ-』(博多座) トップお披露目公演
  • 2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 美雪『FULL SWING!』 大劇場トップお披露目公演
  • 2022年5月、『Rain on Neptune』(舞浜アンフィシアター) - ネプチューン/ベルメール
  • 2022年7 - 10月、『グレート・ギャツビー』 - デイジー・ブキャナン
  • 2022年11 - 12月、『ブラック・ジャック 危険な賭け』 - アイリス/如月恵『FULL SWING!』(全国ツアー)
  • 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 昭姫『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』
  • 2023年6月、『DEATH TAKES A HOLIDAY』(東急シアターオーブ) - グラツィア・ランベルティ
  • 2023年8 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - ナディア・シュナイダー『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
  • 2024年1月、『G.O.A.T』(梅田芸術劇場)
  • 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - アデーラ『Grande TAKARAZUKA 110!』 退団公演

出演イベント

  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2016年7月、龍真咲ディナーショー『Goodbye Fairy』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』

受賞歴

  • 2016年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2015年度新人賞
  • 2020年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2019年度努力賞
  • 2022年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 娘役賞

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。 

外部リンク

  • 宝塚歌劇団
    • 公式プロフィール

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 海乃美月 by Wikipedia (Historical)



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