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鳳月杏


鳳月杏


鳳月 杏(ほうづき あん、6月20日 - )は、宝塚歌劇団月組に所属する男役。次期月組トップスター。

千葉県船橋市、国府台女子学院中学部出身。身長172cm。血液型A型。愛称は「ちなつ」、「てね」。

来歴

2004年、宝塚音楽学校入学。

2006年、宝塚歌劇団に92期生として入団。入団時の成績は26番。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台。その後、月組に配属。

2013年の「ベルサイユのばら」で、アンドレ役を演じ新人公演初主演。新人公演最終学年となる入団7年目のラストチャンスでの抜擢となった。

2014年12月28日付で花組へと組替え。

2015年の「スターダム」でバウホール公演初主演。

2019年4月29日付で、再び古巣の月組へと組替え。

2020年の「出島小宇宙戦争」(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL公演)で、月組3番手として東上公演初主演。

2021年、月城かなと・海乃美月トップコンビお披露目となる「川霧の橋/Dream Chaser」(博多座公演)より、新生月組の2番手に昇格。

2022年の「ELPIDIO」(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ公演)で、2度目の東上公演主演。

2024年7月8日付で月組トップスターに就任することが発表された。入団19年目でのトップ就任は、トップ制度固定後では最も遅咲きとなる予定。相手役に天紫珠李を迎え、同年の全国ツアー公演「琥珀色の雨にぬれて/Grande TAKARAZUKA 110!」で、トップコンビお披露目を果たすことが発表された。

人物

3歳からクラシックバレエを習い、小学生の頃は授業が終わるとバレエのレッスンへ通っていた。自宅で宝塚の舞台映像を見ていたが、まさか自分が入るとは思っていなかった。

中学2年の時、身長が伸び始め、将来を考えた時に漠然と「宝塚」が脳裏に浮かぶ。宝塚の公演を見てみようと思い立ち、チケットを買って1人で花組の東京公演を観劇。初観劇だったが、なぜか初めて観た気がせず、そのまま音楽学校受験を決意した。

主な舞台

初舞台

  • 2006年3 - 5月、宙組『NEVER SAY GOODBYE』(宝塚大劇場のみ)

月組時代

  • 2006年7 - 8月、『暁(あかつき)のローマ』『レ・ビジュー・ブリアン』(東京宝塚劇場のみ)
  • 2007年1 - 4月、『パリの空よりも高く』『ファンシー・ダンス』
  • 2007年5月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
  • 2007年8 - 11月、『MAHOROBA』『マジシャンの憂鬱』
  • 2008年1月、『ホフマン物語』(バウホール)
  • 2008年3 - 7月、『ME AND MY GIRL』
  • 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場)
  • 2008年11 - 2009年2月、『夢の浮橋』 - 新人公演:宰相中将(本役:星条海斗)『Apasionado!!』
  • 2009年3月、『SAUDADE(サウダージ)-Jにまつわる幾つかの所以-』(ドラマシティ・昭和女子大学人見記念講堂)
  • 2009年5 - 8月、『エリザベート』 - 黒天使、新人公演:エルマー・バチャニー(本役:青樹泉/遼河はるひ)
  • 2009年10 - 12月、『ラスト プレイ』 - 新人公演:ローレンス(本役:青樹泉)『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』
  • 2010年2月、『HAMLET!!』(バウホール・日本青年館) - ギルデンスターン
  • 2010年4 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - 公安委員、新人公演:アントニー・デュハースト(本役:青樹泉)
  • 2010年9 - 11月、『ジプシー男爵-Der Zigeuner Baron-』 - 新人公演:ホモナイ伯爵(本役:青樹泉)『Rhapsodic Moon(ラプソディック・ムーン)』
  • 2010年12 - 2011年1月、『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』(ドラマシティ・日本青年館) - ピート・ムーン
  • 2011年3 - 5月、『バラの国の王子』 - 新人公演:長女(本役:星条海斗)『ONE』
  • 2011年7 - 10月、『アルジェの男』 - フィリップ、新人公演:ジャック(本役:龍真咲)『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』
  • 2011年11 - 12月、『アリスの恋人』(バウホール・日本青年館) - ヤマネ
  • 2012年2 - 4月、『エドワード8世』 - フルーティ・メトカーフ、新人公演:ゴドフリー・トーマス(本役:明日海りお)『Misty Station』
  • 2012年6 - 9月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:死(本役:珠城りょう)
  • 2012年10 - 11月、『春の雪』(バウホール・日本青年館) - 洞院宮治典
  • 2013年1 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』 - ヴェール/ロセロワ、新人公演:アンドレ・グランディエ(本役:明日海りお/龍真咲) 新人公演初主演
  • 2013年5月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(バウホール) - 穴穂皇子
  • 2013年7 - 10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』 - エメット『Fantastic Energy!』
  • 2013年11 - 12月、『JIN-仁-』 - 高岡玄斉『Fantastic Energy!』(全国ツアー)
  • 2013年12月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(天王洲 銀河劇場) - 穴穂皇子
  • 2014年1月、『New Wave!-月-』(バウホール) メインキャスト
  • 2014年3 - 6月、『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』 - オスカー五等航海士/マドロス『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 - 花の紳士/蘭の男A
  • 2014年7 - 8月、『THE KINGDOM』(日本青年館・ドラマシティ) - ラトヴィッジ
  • 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - フルート『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』

花組時代

  • 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - マリウス・ベルトラム・ドゥ・シャレット『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
  • 2015年7 - 8月、『スターダム』(バウホール) - リアム バウ初主演
  • 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 夕霧『Melodia-熱く美しき旋律-』
  • 2016年2 - 3月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) - レイン/アルジャノン・モンクリーフ
  • 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - ランベス・クイーン/ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)
  • 2016年9月、『仮面のロマネスク』 - ジェルクール伯爵『Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)
  • 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 王ジャハンギール
  • 2017年3 - 4月、『MY HERO』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - テリー・ベネット
  • 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - アシラ『Santé!!』
  • 2017年10月、『はいからさんが通る』(ドラマシティ・日本青年館) - 青江冬星
  • 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - ジャン・クリフォード
  • 2018年5月、『あかねさす紫の花』 - 中大兄皇子/天比古『Sante!!』(博多座)
  • 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 松倉勝家『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
  • 2018年11 - 12月、『Delight Holiday』(舞浜アンフィシアター)
  • 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - コンデュルメル夫人

月組時代

  • 2019年6月、花組『恋スルARENA』(横浜アリーナ)
  • 2019年7 - 8月、『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』(梅田芸術劇場) - オジー
  • 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - ヴォルフガング・エードラー
  • 2020年2月、『出島小宇宙戦争』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - カゲヤス 東上初主演
  • 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - アンリ・ゴーティエ=ヴィラール(ウィリー)
  • 2021年1月、『Eternità』(バウホール)
  • 2021年3月、『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』(バウホール) - 早川篤
  • 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 楠木正時『Dream Chaser』
  • 2021年10 - 11月、『川霧の橋』 - 半次『Dream Chaser-新たな夢へ-』(博多座)
  • 2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 俊藤龍之介『FULL SWING!』
  • 2022年5月、『Rain on Neptune』(舞浜アンフィシアター) - トリトン
  • 2022年7 - 10月、『グレート・ギャツビー』 - トム・ブキャナン
  • 2022年11 - 12月、『ELPIDIO(エルピディイオ)』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ロレンシオ 東上主演
  • 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 在原業平『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』
  • 2023年8 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - ヘルムート・ヴォルフ『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
  • 2024年1月、『G.O.A.T』(梅田芸術劇場)
  • 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - ヴィクター『Grande TAKARAZUKA 110!』

出演イベント

  • 2007年1月、『清く正しく美しく』
  • 2008年3月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
  • 2012年4 - 5月、明日海りおディナーショー『Z-LIVE』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2016年4月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
  • 2019年3月、仙名彩世ミュージック・サロン『Sen-se』
  • 2019年5月、鳳月杏ディナーショー『NEXT ONE』 主演
  • 2023年6月、鳳月杏ディナーショー『Gemini』 主演

TV出演

  • 2014年12月、フジテレビ『2014 FNS歌謡祭』

受賞歴

  • 2019年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2018年度努力賞
  • 2022年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2021年度努力賞

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。 

外部リンク

  • 宝塚歌劇団
    • 公式プロフィール

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 鳳月杏 by Wikipedia (Historical)



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