イオンモール幕張新都心(イオンモールまくはりしんとしん)は、千葉県千葉市美浜区豊砂1丁目(幕張新都心拡大地区)に所在するイオンモール株式会社が管理、運営するモール型ショッピングセンターである。郊外型イオンモールの旗艦店に位置づけられている。立体駐車場を含む延床面積は大型ショッピングセンターのなかでも日本最大規模である。
2013年12月20日、幕張新都心拡大地区に、イオンモールの旗艦店として開業した。幕張新都心はイオンの本社も位置しており、イオングループの本拠地とも言える地域である。立体駐車場を含む延床面積は約40.2万平方メートル、店舗面積は約12.8万平方メートルとなる巨大ショッピングセンターである。ただし施設全体を統合して考えた場合、イオンレイクタウン(kaze棟・mori棟・アウトレット棟)が日本最大の店舗面積を誇るショッピングモールである。
幕張新都心拡大地区は、1989年(平成元年)に編入された地域である。しかしバブル崩壊以降、企業立地が進まず、街開きから20年以上も広大な空き地が広がっていた。このため、2010年「豊砂地区」の未利用地8区画約18.3ヘクタールを早期に活用するため土地利用を見直し、オフィス用途から企業ニーズに合う商業用途に変更した。同年9月から一括開発をしてくれる事業者を条件に公募を再開し、12月にイオンを進出事業者に決定した。
敷地の一部(全体約19.2万平方メートルのうち、グランドモールやペットモールがある東側の大部分とアクティブモール南西側の南平面駐車場の敷地を合わせた約11.1万平方メートル)は20年間の定期借地契約となっている。設計・施工は株式会社大林組、株式会社大本組の共同企業体。
施設内は「グランドモール」、「ファミリーモール」、「アクティブモール」、「ペットモール」の4エリアから構成される。なお、温泉施設が設けられる予定であった「スパ&ビューティーゾーン」(ファミリーモールの北側の棟)は駐車場となっており、計画が一部変更されている。
北側の敷地では、過去に鷺沼貨物駅の設置が予定されており、建設途中で途切れた高架橋が現在も残る。将来的に鉄道駅を造ることを見越してバスターミナルも併設されており、京葉線の新駅について、2018年4月にイオンモール、千葉県、千葉市、東日本旅客鉄道(JR東日本)の4者で合意がなされ、2023年3月18日に「幕張豊砂駅」として開業した。
2023年2月、イオンモールは幕張豊砂駅の開業に合わせて、同年春から約2年間(計4回)、大規模リニューアルを行うことを発表した。全4館のテナントのうち、全体の3分の1となる約120店舗が対象となる。また、幕張豊砂駅に隣接しているファミリーモールの名称を同年11月23日から「エキマエ」に改称した。
イオンスタイルと350の専門店を有する。
詳細は「イオンモール幕張新都心ショップリスト」を参照。
「カンドゥーイオンモール幕張新都心」は「カンドゥー」の日本第1号店となるなど、日本の1号店やセレクトショップ、体験型の店舗を充実させるなど集客の工夫が施されている。
吉本興業との提携で開業と同時にオープンした常設劇場。グランドモール3階にあり、席数は約300席。
2013年から2014年にかけて、生放送特番『日本で一番早いお笑いバトル!フットンダ王決定戦』のワイルドカード決定戦を開催した。
夕方ライブ「爆ハリ!」の模様は、2016年から2019年まで、千葉テレビ放送の『バチッと!爆ハリ!』→『ジャルッと!爆ハリ!』内でも放送されていた。
本施設は東西に広がっているため、入口に到着しても目的の店までさらに徒歩10分かかることに注意する必要がある。
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