シバター(1985年(昭和60年)10月18日 - )は、日本の男性総合格闘家、プロレスラー、YouTuber。
本名は、齋藤 光(さいとう ひかる)。神奈川県横浜市出身。立正大学経営学部卒業。株式会社プロレスリングシバター代表取締役社長。愛称は「シバターおじさん」、「RIZIN無敗の男」。
総合格闘家・プロレスラーとしてはパンクラスイズム横浜に所属。プロレスラーチーム「炎上軍」の元メンバー。また自身のグッズを展開するアパレルブランド・SHIBATARの運営も行っている。
過激な動画の投稿を主に行う「炎上系YouTuber」、「物申す系YouTuber」の先駆けである。また、自身と仲の良いYouTuberにも過激に物申していくスタイルのキャラを動画内で演じている為、別名「必ず裏切る正義のヒーロー」としても知られている。ヒカルやラファエルとのYouTuberグループ「炎上軍」のリーダー。またウタエルのプロデュースも行っている。
1985年10月18日、神奈川県横浜市の元町クリニックで生まれる。
横浜市立間門小学校、立正中学校を卒業し、立正高等学校に進学。高校では空手部に所属していた。また、総合格闘家の山本“KID”徳郁に憧れ、暇な時は仲間内で総合格闘技の練習をしており、その一部を高校卒業までWebサイトへ動画投稿したりしていた。高校を卒業後は立正大学経営学部に進学。2004年の19歳の時にパンクラスP's LAB横浜に入門し本格的に総合格闘技を始め、大学在学中はずっと総合格闘技のトレーニングを積んでいた。
2008年4月、立正大学を卒業後、横浜の自宅で2年間漫画家を目指しながらアルバイト生活をしていたが漫画家になるのを挫折した。そうした生活の中でも総合格闘技の試合に出場するなど格闘技は続けていた。この時期から動画配信も再開した。アルバイトは居酒屋の配達、警備員、プール施設のスタッフ、映画館のスタッフ、スーパーマーケットの品出し、ゲームセンターのスタッフ、漫画家アシスタント、引越し屋の作業員、漫画喫茶のスタッフなど色々な業種を経験した。
2010年、出版社に正社員として入社。3年ほど勤務した。月収は総支給額が23万円で手取り19万円だった。人生の中で1番辛かった時期と語り、自身で考えた企画がかなり進んだ所で、当時の上司が「面白そうだから一緒にやる」と途中から介入してきてシバターの手柄を全て横取りするなどパワハラをされていた。
その後もどんなに結果を出しても給料を上げて貰えず、ブラック企業で将来性を感じられなかったため、勤務を続けながらアマチュア、セミプロ、プロとさまざまなレベルの格闘技大会への出場や複数のサイトで動画配信などにも力を入れ、自身がいつか独立できるように格闘技、プロレス、動画配信の知識や技術を本格的に身につけていった。
しばらくして動画配信である程度収入を得られるようになったため、2013年に出版社を退職した。
立正高校時代に素人の仲間同士で総合格闘技の練習試合をしており、その試合動画を「今日の試合」としてWebサイトに投稿していた。そのうち2ちゃんねるで話題になり、それから「素人同士で格闘技を練習しよう」というスレッドで他のユーザーと口論になり、スポーツセンターの一角を借りてそのユーザーのグループとシバターのグループとで真剣勝負をして勝利した。高校3年間、ずっとそのような感じで動画を投稿していた。
高校卒業後は動画配信をやめていたが、2008年から複数の動画配信サイトに動画をアップするなど、動画配信活動を再開し、その後2013年からYouTube、2015年から有料のニコニコ生放送の配信を開始した。
撮影は主に個人事務所を兼ねた神奈川県横浜市にある自宅か、結婚後に家族と住んでいる香川県高松市にある別宅の室内や近くの海岸で行っている。また企画、撮影、編集など全ての作業をシバター自身が行っている(野外での撮影時はスタッフが1人付く)。
主に時事ネタの動画を投稿するが、その他にも料理系、ギャンブル系(パチンコ・スロット、ポーカー)、有名YouTuberやYouTubeチャンネルを持つ有名な格闘家との試合企画、プロレス試合、魚釣り、他のYouTuberとのコント、新興宗教脱会者や刑務所出所者などへのインタビュー動画など、多ジャンルの動画を投稿している。プロレスの試合の企画ではウェアラブルカメラを着用して臨み、試合のリアルな迫力を伝える工夫もしている。また、動画配信や格闘技の試合、パチンコ営業などの宣伝の為に2012年6月23日からブログを始め、2014年8月1日に現在の公式サイトに移転した。
YouTubeで得た知名度を活かし、自身のオリジナルグッズを制作しており、シバターカード(全48種類)が付属された「シバタースナック」やオリジナルの服、釣り道具などをインターネット販売している。2022年にはシバターの住む香川県にて、現地の畜産家と協力し黒毛和牛を使った「焼肉シバター」をインターネットで発売した。
2014年にチャンネル登録者10万人達成。2017年1月には月収400万円超えを報告。2019年にチャンネル登録者100万人と自身の貯金額1億円を達成。2021年1月、自身の月収が過去最高の2000万円に到達。2022年11月に自身の貯金額が2億円に到達した事を報告した。
2021年4月、プロポーカープレイヤーのエンペラーに弟子入りし、本格的にポーカーを始める。5月、月1で本格的なポーカー会場を借り、様々な有名人達を招いて、ポーカーで勝負をする企画を開始。
2022年5月1日、223人が参加したポーカーの日本全国大会「JAPAN POKER FESTIVAL 」に初出場した。ファイナルテーブルの10人にまで勝ち上がり、最終結果は4位となった。9月25日、AJPCに解説者として初出演。
2023年1月、韓国で開催されたポーカーのアジア大会「ASIA SERIES POKER TOUR」に初出場。アジア最大規模のポーカートーナメントの中、ファイナルテーブルまで勝ち残り、最終結果は6位だった。7月、アメリカ合衆国のラスベガスで開催された世界最大規模のポーカーの世界大会「WORLD SERIES OF POKER」に初出場。約2万人が参加した中、最終順位は1763位だったが、賞金$500を獲得した。
2024年1月、韓国で開催された「ASIA SERIES POKER TOUR」に出場するも敗退した。5月、台湾で開催され、200人ほどが出場したポーカーのアジア大会「ASIAN POKER TOUR」に出場するも敗退した。
2017年12月23日、TABLOにて『悪役YouTuber・シバターの絶対にユーチューバーなんかになるな!』の連載を開始し、2018年4月29日まで続けた。
2019年12月16日、『炎上商法で1億円稼いだ男の成功法則』にて執筆家デビューをした。
2022年5月26日、自身2冊目の本『なぜ燃やすのか シバター伝』を執筆した。
2018年12月27日、音楽ユニットカルxピンの曲『俺たち金持ちYouTuber』の歌詞提供、ミュージック・ビデオの総合監修を務め、自身もミュージック・ビデオに初出演した。
2019年2月23日、カルxピンの曲『Be soul(別荘)』の歌詞提供、ミュージック・ビデオの総合監修を務め、自身もミュージック・ビデオに出演した。7月15日、カルxピンの曲『おにぎり大好き』の歌詞提供、ミュージック・ビデオの総合監修を務め、自身もミュージック・ビデオに出演した。
2016年10月27日、LINE LIVEで放送された『パンクラスTV』に出演し、メインMCを務めた。
2017年5月15日、AbemaTVで放送された『モテる職業に学ぶ「モテるの法則」シーズン5 #1』に出演した。
2019年6月3日、K-POWERSのCMに田北良平などと共に出演し、地上波でCMが流れた。8月1日、AbemaTVで放送された『AbemaPrime』に出演した。
2020年12月23日、大晦日のRIZIN FIGHTING FEDERATIONに出場が決まり、セコンドにヒカルとてんちむの2人が付くことを発表。大晦日、RIZIN.26がフジテレビの地上波で放送。対戦相手がHIROYAと明かされ、シバター対HIROYAがゴールデンタイムに約30分間、PV、入場、試合、マイクがフルで放送された。PVの曲はウタエルの『プロレスリングシバター テーマ曲』が使われ、シバター・ヒカル・てんちむ・ヘラヘラ三銃士が、ヒカルが歌っている『俺たち金持ちYouTuber』の曲と共に入場し、全員で「シバターダンス」も披露した。また、試合でのセコンドは元パンクラス二階級(ミドル級・ライトヘビー級)王者の川村亮が付き、ヒカルとてんちむ、へらへら三銃士はリング前の最前列での応援に回った。シバターと他の数選手の試合が放送されたRIZIN 第一部(20時まで)の視聴率は、2019年の大晦日のRIZIN(第一部)の2倍近く上がった。Twitterのトレンドも1位嵐、2位紅白、3位ガキ使、4位シバターと大晦日の夜にトレンド入りした。
2021年3月15日、TBSの地上波で放送された『有田プレビュールーム』に出演した。番組内ではナダルとクレイジー対決で勝負をし、勝利。賞金10万円を獲得した。また、これが自身の初のバラエティ番組出演となった。3月29日、フジテレビの地上波で放送された『超速シッポとりバトル!モノノケハント』に出演した。7月8日、日本テレビの地上波で放送された『イタイケに恋して』にゲスト出演した。また、これが自身初のテレビドラマ出演となった。9月5日、関西コレクションに出演。これが自身初のファッションショーへの出演となった。関コレではファッションモデル達と共にランウェイを歩いた。12月13日、大晦日のフジテレビの地上波で放送されるRIZIN.33への出場と対戦相手が久保優太と発表され、12月29日にはヒカル、てんちむ、ヘラヘラ三銃士に加え、DJまるがシバターと共に入場することが発表された。大晦日当日、フジテレビの地上波のゴールデンタイムでシバター対久保優太が放送され、入場ではシバター、ヒカル、DJまる、てんちむ、ヘラヘラ三銃士、さらには前年の対戦相手であったHIROYAも登場。シバター、ヒカル、DJまるが『俺たち金持ちYouTuber』を生で歌い、8人全員でシバターダンスも披露した。シバターの名前がTwitterのトレンド1位にもなった。また、セコンドは川村亮の代わりにHIROYAが担当した。
2022年1月27日、秋元康の指名でTOKYO FMのTOKYO SPEAKEASYに初出演した。これが自身初のラジオ番組出演となった。8月6日、大谷総業のCMに出演した。10月18日、Netflixの『run for money 逃走中』に出演する事が発表された。11月15日、Netflixにて全世界配信および歴代『逃走中』最大のスケールとなった『逃走中 Battle Royal』に初参戦し、逃走成功とはならなかったが、自首成立を成功させ、賞金191万4000円を獲得した(YouTuberの『逃走中』参戦者としてはHIKAKINが2022年1月に逃走成功で獲得した賞金150万円を超える最高金額となった)。また、他の逃走者で自首成立成功者・逃走成功者もおらず、シバター以外の参戦者が全滅してしまった為、今大会での賞金獲得者はシバターのみとなった。
シバターが有名YouTuberや有名格闘家と格闘技の試合(総合格闘技・ボクシングなど)をする企画。また、DJ社長と朝倉未来以外の対戦相手は全員それぞれのプロ格闘技団体でチャンピオンベルト獲得の経験者である。
総合格闘技
ボクシング: 1戦 0勝1敗
シバターのネタの1つに「〇〇を救いたい」(もしくは派生として「○○は救わない」「○○は救えない」)シリーズがあり、内容としては不祥事やスキャンダルを起こした著名人をネタにした上で殆どの場合は一緒にパチスロしないかと誘って締めるスタイルである。「シバターの救いたいシリーズの歌」も作られている。「救いたい」の動画後にアンサー動画、またはコラボをしているのはPDRさん、坂口杏里、MEGWIN、DJ社長、渥美拓馬、てんちむ、朝倉未来、HIROYA、久保優太、田口淳之介 寺井一択 の11人である。YouTubeのランキングで上位に入り、他のYouTuberによくパロディ化されている。2022年には、アニメ「チェンソーマン」の4話EDのシーンにパロディとして使われた。
シバターが男の料理として、さまざまな料理を作っていくシリーズで、人気の企画である。
『プロレスリングシバター テーマ曲』を使ったOP動画を募集したシリーズとなっている。賞金が出ており、大賞(100万円)、松(10万円)、竹(1万円)、梅(1000円)、入選(紹介のみ)と分かれている。
シバターが色々な有名人達を招いてポーカーで対戦していくシリーズで、月1で開催されている企画である。
主にYouTuberのHIKAKINが動画内で紹介した商品をシバターがその商品が本当に良い商品かどうかを検証する企画である。
シバターを中心としたYouTubeで炎上したメンバーで構成されているYouTuberグループ。2017年にシバター、ヒカル、ラファエルのメンバーで結成された。2020年にてんちむが炎上軍に加わり、現在のメンバーは4人。また、ヘラヘラ三銃士、DJまる、HIROYAが一時的に加入している。シバターが所属していたプロレスの炎上軍とは別のグループである。
メンバー
一時的加入メンバー
2017年にシバターがYouTuberとしてプロデュースする人材を選ぶオーディションを行い、ウタエルが選ばれた。動画は主に時事ネタを扱ったアレンジソングを歌っている。
ラファエルと同じ仮面を着けており、額には「歌」と書かれている。これはシバターが誰も知らないYouTuberより認知度が高いYouTuberの見た目の方が視聴者の目に付きやすいということでラファエルに似せた格好にさせた。
2017年12月にチャンネル登録者10万人、2021年9月1日には登録者50万人を達成させている。
主に寝技、絞め技、関節技が得意なグラップラーの総合格闘家である。打撃面では、元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二がシバターのボクシング技術を上手いと評価しているなどストライカーの一面も併せ持つ。また、総合格闘技の試合中にロープワークやタイガーステップなどのプロレスの動きも使用する。ベンチプレスで110kgまで持ち上げるパワーも持っている。
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