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俳優・亀岡拓次


俳優・亀岡拓次


俳優・亀岡拓次』(はいゆう・かめおかたくじ)は、戌井昭人による日本の小説。続編に『のろい男 俳優・亀岡拓次』があり、第38回野間文芸新人賞を受賞した。

2016年に安田顕主演で映画化された(タイトルは中黒なしの『俳優 亀岡拓次』)。

映画

俳優 亀岡拓次』(はいゆう かめおかたくじ)は、2016年1月30日に公開された。第28回東京国際映画祭アジアの未来部門、第39回ヨーテボリ映画祭 FEM KONTINENTER 部門出品作品である。

あらすじ

脇役専門の俳優である主人公・亀岡拓次は、撮影現場と酒場を行き来する毎日を送っていた。

ある日、ロケで訪れた長野県諏訪市で立ち寄った居酒屋「ムロタ」の若女将・安曇に一目惚れをする。

その後、舞台への初挑戦、世界的監督であるアラン・スペッソの極秘オーディションへの参加と、亀岡の人生に次々と転機が訪れる。

登場人物

亀岡 拓次(かめおか たくじ)
演:安田顕
脇役専門の映画俳優。37歳独身。
ホームレスや泥棒、チンピラなど様々な役を演じ、「現場に奇跡を呼ぶ男」と呼ばれている。
実在の脇役俳優を複数モデルとしており、そのうちの一人と明言されているのが宇野祥平である。
室田 安曇(むろた あずみ)
演:麻生久美子
長野県諏訪市で「居酒屋ムロタ」を父と共に営む若女将。バツイチで、息子が一人いる。
宇野 泰平(うの たいへい)
演:宇野祥平
亀岡の俳優仲間。演じる宇野は上述の通り亀岡のモデルの一人。
山之上(やまのうえ)
演:新井浩文
Vシネマの監督。亀岡の以前の出演作を見て感動し、亀岡をキャスティングした。
松村 夏子(まつむら なつこ)
演:三田佳子
舞台「陽光座」の女優兼座長。

スタッフ

  • 原作 - 戌井昭人「俳優・亀岡拓次」(フォイル刊)
  • 監督・脚本 - 横浜聡子
  • 音楽 - 大友良英
  • 協力 - 文藝春秋(「俳優・亀岡拓次」文春文庫刊 / 「のろい男 俳優・亀岡拓次」文藝春秋刊)
  • 助成 - 文化庁文化芸術振興費補助金
  • 配給 - 日活
  • 宣伝 - Lem、ガイエ
  • 制作プロダクション - ジャンゴフィルム
  • 企画 - 日活、アミューズ映像製作部
  • 製作 - 『俳優 亀岡拓次』製作委員会(日活、アミューズ、GYAO、ローソンHMVエンタテイメント、CREATIVE OFFICE CUE、北海道テレビ放送)

脚注

外部リンク

  • 『俳優・亀岡拓次』『のろい男』脇役俳優の酒と仕事と恋|特設サイト|本の話WEB - ウェイバックマシン(2015年12月25日アーカイブ分)
  • 映画公式サイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 俳優・亀岡拓次 by Wikipedia (Historical)