![南茨木駅 南茨木駅](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
南茨木駅(みなみいばらきえき)は、大阪府茨木市にある、阪急電鉄(阪急)と大阪モノレールの駅。駅番号は阪急がHK-68、大阪モノレールが19。
阪急京都本線と大阪モノレール本線が接続する。両社の駅は歩道橋で連絡している。
阪急の駅は大阪万博を期に1970年(昭和45年)に設置された。それまでは正雀駅 - 茨木市駅間の約5.4kmが阪急で最長の駅間距離であった。なお、2023年(令和5年)現在は高槻市駅 - 上牧駅間の約4.3kmが最長である。
1970年(昭和45年)に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の会場アクセスのためにまず阪急の駅が阪急京都線と大阪府道の中央環状線が交わる地点に設置され、万博期間中は当駅から会場のメインゲートまでを直結するバスが運行されていた。その後1990年(平成2年)に大阪モノレールの駅が開業し接続駅となった。
阪急が万博会場へのアクセスのために設置した駅は当駅のほかにも千里線の万国博西口駅があるが、同駅が仮設であったのに対し、当駅は恒久の駅として建設された。
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を有する。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は1か所で、改札外にはコンビニエンスストア(ローソン)がある。各ホームと改札を連絡するエレベーターとエスカレーターが設置されている。大阪モノレールとの乗り換え客が多いが、特急停車駅の茨木市駅の隣であり連続停車を避けるため、特急や準特急は通過している。
2003年(平成15年)頃に京都本線(上り)ホームに仮設トイレが設けられていた。
2018年の地震の影響で駅ビル(南茨木阪急ビル)が損壊し、一部のエレベーターが使用できなくなった。2020年末にエレベーター設置、2022年に改築完了。
島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札口は1か所で、改札外にはかつてキヨスク型の売店があったが閉店し、今はテナントスペースとなっている。
大阪空港発・門真市発ともに終電は当駅止まりとなっている(平日の大阪空港発のみ当駅止まり2本)。
2023年(令和5年)度の1日あたりの通年平均乗降人員は37,987人であり、阪急電鉄全線では桂駅に次いで第18位である。
各年次の乗降人員の推移は下表の通り。2015年までは平日限定、2016年以降は通年平均となっている。
「大阪府統計年鑑」によると、各年度のある特定日における1日の利用状況は下表の通り。
「茨木市統計書」によると、近年の1年間の乗車人員・降車人員は下表の通り。
なお下表内の数値の単位は全て「千人」である。
2022年(令和4年)次の1日平均乗降人員は27,402人である。大阪モノレールでは千里中央駅に次いで多い。
各年度の利用状況は下表の通りである。
駅周辺は阪急電鉄が開発したマンションが立ち並ぶ。駅は、阪急京都線と大阪府道の中央環状線(高架)と近畿自動車道とが、X字状に交わる地点の南側に位置する。
阪急駅の東西にロータリーが整備されているが、2023年以降は当駅発着のバスは存在しない。
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