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大相撲平成30年5月場所


大相撲平成30年5月場所


大相撲平成30年5月場所(おおずもうへいせい30ねん5がつばしょ)は、2018年5月13日から5月27日まで東京都墨田区の両国国技館で開かれた大相撲本場所である。

幕内最高優勝は、横綱・鶴竜力三郎(14勝1敗・2場所連続5回目)。

場所前の話題

  • 番付発表は2018年4月30日。
  • 先々場所14勝1敗で初優勝、先場所関脇で10勝を挙げた関脇・栃ノ心の大関昇進がかかる場所だとして、その取組に期待された。
  • 人気の小結・遠藤が待望の新三役に昇進したとあって、その取組に期待された。
  • 西前頭15枚目の旭大星が北海道出身の力士としては1992年1月場所の立洸以来約26年ぶりの新入幕、1998年5月場所の北勝鬨以来20年ぶりの幕内在位となるとあって、その取組に期待された

番付・星取表

優勝争い

横綱・稀勢の里は左大胸筋の負傷が癒えず初日から全休、同じ田子ノ浦部屋の大関・髙安も左上腕を痛めこちらも初日から全休。更に大関・豪栄道は滑り出しは好調だったものの、3日目に新三役の遠藤に敗れてからは歯車が狂ったかのように黒星を重ね、結局9日目から「左足関節離断性軟骨炎」で休場した。更に、この休場により1959年9月場所以来59年ぶりに大関不在となる異例の事態となった。

残った上位陣である鶴竜・白鵬の両横綱は鶴竜は4日目松鳳山に立ち遅れた所の押し倒しで、白鵬は6日目阿炎の一気の押し出しでそれぞれ早々に初黒星を喫したものの、以降は概ね安定した相撲を続けていた。そして、その上を行ったのが大関昇進がかかる関脇・栃ノ心。初日から文句なしの圧勝相撲を続け、10日目を終えて全勝栃ノ心を1敗で鶴竜・白鵬の両横綱、2敗で千代の国が追うという展開だった。翌11日目は平幕ながら優勝争いに絡んでいた千代の国は実力者妙義龍に敗れ3敗に。しかし、全勝栃ノ心は大関経験者の琴奨菊を上手投げで破り11勝。更に1敗の鶴竜は御嶽海に土俵際の叩き込みで勝利。もう一人の1敗白鵬は正代に寄り切りで完勝して全勝・1敗を力士は全員勝った。翌12日目は結びに全勝栃ノ心-1敗白鵬という大一番が組まれた。その一番前で1敗鶴竜が登場し、好調勢を押し出しで一蹴、1敗堅持。そして結びの大一番。栃ノ心が勝てば栃が一歩リード、白鵬が勝てば混戦模様となる状況であった。そして、がっぷり四つの力相撲の末、対白鵬戦25連敗だった栃ノ心が寄り切りで勝利、12連勝として全勝を守り、白鵬は2敗に後退した。この時点で全勝栃ノ心、1敗鶴竜、2敗白鵬という状況になった。翌13日目は優勝を争う力士同士の対戦はなかったが、大きな動きがあった。12連勝の栃ノ心が平幕の正代に土俵際で土俵際の引き落としで惜敗し、初黒星を喫したのである。そして、1敗の鶴竜は関脇逸ノ城にもろ差しからの寄りで完勝、2敗の白鵬は勢に上手出し投げでこちらも完勝し、それぞれ1敗・2敗を守った。この時点で1敗で鶴竜・栃ノ心、2敗で白鵬という展開になり、更に白鵬にも自力優勝の可能性が再び点灯し、優勝争いは些か混戦模様となった。そして翌14日目は1敗鶴竜-栃ノ心の直接対決を迎えた。熱戦の末掬い投げで鶴竜が勝利し、1敗を守って初めて単独トップに立った。そして結びの一番は、白鵬が逸ノ城の上手投げに脆くも崩れて3敗目、優勝争いからは脱落した。そして翌千秋楽、まず登場した2敗栃ノ心は勢に完勝し13勝目、結びの横綱対決に望みをつなぐ結果となった。そして結びの一番、鶴竜勝てば優勝・白鵬勝てば鶴竜-栃ノ心の決定戦となるという状況であったが、終始攻め続けた鶴竜が白鵬を一蹴、14勝目を挙げて待望の連覇を達成した。因みに、ここに登場した力士の成績は、白鵬は11勝4敗・平幕千代の国は12勝3敗であった。

今場所13勝2敗で直近3場所で計37勝8敗(先々場所・平幕で14勝1敗-先場所・10勝5敗-今場所・13勝2敗)とした関脇・栃ノ心は、場所後大関に昇進した。

三賞は、優勝した鶴竜を唯一破った松鳳山が初受賞となる殊勲賞、初日から12連勝で横綱白鵬を破り、最後まで優勝争いに絡んだ栃ノ心が敢闘賞・技能賞のダブル受賞(ともに2場所ぶり3回目)、更に平幕ながら中盤まで優勝争いに絡み、12勝を挙げた千代の国と新入幕ながら10勝を挙げた旭大星が共に初受賞となる敢闘賞を受賞した。

各段優勝・三賞

※力士情報は2018年5月場所当時のもの。

脚注

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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 大相撲平成30年5月場所 by Wikipedia (Historical)



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