サミール・アミン(アラビア語: سمير أمين、Samir Amin, 1931年9月3日 - 2018年8月12日)は、エジプト・カイロ生まれの経済学者。国際連合大学第三世界フォーラム部会長。
父親はエジプト人、母親はフランス人。エジプトのカイロで出生し、ポートサイドで育ち、1947年から1957年までフランス・パリで政治学、経済学、統計学を学ぶ。パリではフランス共産党に参加するが、後に距離を置くようになり、毛沢東思想やクメール・ルージュの思想などからも影響を受けた。
マルクス経済学の立場から開発途上国の「従属理論」をフランク、カルドーゾなどと相前後して提唱した。彼の理論としては、世界資本主義システムでの中心=周縁論などが代表的である。この議論は80年代には下火になるが、イマニュエル・ウォーラーステインの世界システム論に影響を与えることになる。
2018年8月12日、フランス・パリにて死去。86歳没。
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