ウィレム・トーエ(Willem Toet、1952年3月29日 - )は、オーストラリア出身のF1エアロダイナミシスト。
現在、ザウバーエアロダイナミクスとアルファロメオ・レーシングの空気力学コンサルタントを兼ねたシニアセールスマネージャーに就いている。
2015年まで、ザウバーF1チームの空力部門責任者。
1974年、メルボルン大学とラ・トローブ大学での学業を終え、 フォード・オーストラリアに入社。 1977年に現地のF2とフォーミュラ・フォードシリーズでレースエンジニアとして働き始めた。
1982年、イギリスに移り、スポーツカーのチーフメカニックおよびエンジニアを務めた。
1985年、トールマンに参加し、空気力学と風洞を担当した。
1994年以降、空力部門の責任者としてフェラーリチームに所属した。
1999年 - 2005年、ブリティッシュ・アメリカン・レーシングからB・A・R、そしてBAR-Hondaで、空力部門の責任者とデザインエンジニアを8車種に亘って担当。
2006年1月13日にはBMWザウバーの空力部門の責任者。
2010年、RMLグループのマネージングディレクター。
2011年11月、再び、ザウバーの空力部門の責任者。
2015年に仕事の量を減らし、現在はザウバーエアロダイナミクス社のコンサルタントとして働いている。
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