『徹子の部屋』(てつこのへや)は、1976年2月2日からテレビ朝日系列で、毎週月曜日から金曜日の13:00 - 13:30(JST)に放送されているトーク番組であり、司会を務める黒柳徹子の冠番組。前身の日本教育テレビ (NET) 時代の1976年2月2日から、2024年現在、放送49年目、放送回数12,000回以上を数える長寿番組である。番組開始当時の黒柳は42歳で、当番組の司会を人生の半分以上にわたって務めている。
2023年9月12日の加山雄三ゲストの回で同一司会者によるトーク番組のギネス新記録12,100回達成で番組内でギネス認定証の授与式が行われた。
毎回1組のゲスト(黒柳はお客様と称する)を招いて、黒柳と対談をする形式である。最初期を除いてそれ以外の企画内容はないため、一般的に「トーク番組」として認知されている。
通常、1回につき1組のゲストを迎える。1人で出演することが多いが、複数人で出演することもある。また2010年に出演したAKB48など、大人数での出演もわずかながらある。収録時間が長時間となったり(山村聡、大滝秀治、長嶋茂雄、ジャイアント馬場、メリル・ストリープ、ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ)、トークが盛り上がったことにより収録時間を大幅に超過した(さだまさし、小栗旬&岡田将生、石原良純&長嶋一茂)などの理由で2回に分けて放送されたケースがある。
視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。いずれも放送時間は13:15 - 13:55。
なお、特番では、2016年2月11日放送の『徹子の部屋 祝40周年 最強夢トークスペシャル』(19:00 - 20:54)が16.1%を記録している。
ゲストとの会話はスタジオセットのソファに座って行われ、机には飲み物がセッティングされる。なお、ソファがとても柔らかいため、ゲストの姿勢や衣装が崩れたまま映ってしまうことがないようにとの配慮もあり、ゲスト及び黒柳が座るためのクッションには基本的にベニヤ入りの堅めのクッションを使っている。ゲストが歌手や音楽家、お笑いコンビの時には合間にパフォーマンスを披露することがある(歴代の部屋(セット)も参照)。
初期はゲストが“入室”する際に、黒柳も立ち上がって迎え、椅子を勧めていたが、黒柳が後期高齢者となってからは、両名共座った状態で、いきなり対談が始まる。
収録は放送の約1-2か月前に、毎週月・火曜日に計6〜7本のペース(月曜3・火曜4 という割合)で行われる。週1本分多く収録しているのは、黒柳がユニセフの仕事での出張や夏休み、出演する演劇などで収録を休んだり、突発的なアクシデントで放送を差し替えたりする時のストックとしてである。収録日の午前中はたっぷりと睡眠をとる。寝不足だとゲストの話が耳を素通りしてしまうからだという。黒柳の体調不良による休みは一度もない。
ゲスト選定は、スタッフらの会議で平等に候補を出し合い、それらを吟味してディレクターが事前にリサーチを行う。
話す内容は、黒柳がゲストについてその日担当のディレクターからレクチャーを受けた際に、その内容を特注のメモ用紙(紙の寸法はA6)に2Bの鉛筆で縦書きに書いたものを繋ぎ合わせたリスト(台本や質問稿ではない)をテーブルに置いて進行する。そのメモの上にゲストがコップを置くと除けたり、置かないようにあらかじめ釘を刺す。
本番組で黒柳は「たまねぎ頭」姿である。芸能界七不思議の1つと言われるこの髪型については理由があり、毎日髪形を変えると、視聴者の関心が黒柳の髪に集中してしまってゲストの方へ行かない、また襟足が出るので、黒柳の斜め後ろからの画像になっても相槌を打つ時に髪ばっかり揺れているという絵にならず、首が見えるので少しは人間味がでる、あるいは和装でも洋装でもちょっとアレンジすれば済むなどの理由で固定していると言う。ただし扮装する時は別である。
黒柳の衣装はゲストと事前打ち合わせはせず、黒柳およびスタイリストによって選ばれている。放送開始から8000回を超えるまでは全て黒柳本人が衣装を用意・選定していたが、その後はスタイリストが用意した衣装も着用するようになった。本番組で使用された衣装の一部は、年に1度日本橋高島屋で開催されているチャリティセールへ出品されている(売り上げは「青少年とともに歩む会」に寄贈)。
本番組を始めるにあたり、黒柳がテレビ朝日に出した条件が「スタッフの入れ替えをしないこと」「編集をしないこと(撮って出しの手法)」だった。後者の理由は「ゲストのありのままの姿を引き出すため」「番組の質の低下を防ぐため(帯番組を編集するのは多大な労力がかかる)」「ゲスト・黒柳・スタッフの三者間で『ここをカットしてほしい』『ここを残してほしい』と編集に関する意見が衝突するのを防ぐため」の3点である(ただし1度だけ杉村春子の回で、年齢に関わる部分をカットした)。
黒柳は「一切編集をしない。ほぼ生放送の状態。だから皆さん本心を話してくれるんでしょう。」と語っている。ゲスト一人当たりに一時間ほどかけてスタッフと綿密な打ち合わせをする、「その打ち合わせをする金曜日が一番大変」と明かす。
近年進む高齢化社会にあってか、シニア世代の著名人が出演する場合、トークの内容が終活に及ぶことも多くなり、ゲストが終活のプランを明かす場としての役割も本番組ならではと言える。
また、黒柳は各媒体でのインタアビュー取材で、何十年にもわたって「出演を断ったゲストの方はいません。天候が悪いだとか体調不良ですとかそのようなゲストは一度もいらっしゃいませんでした。ゲストの皆さんに感謝しています」と必ず強調、コメントしているが、実際には初出演のオファーをしたものの即出演承諾を得られなかったゲストは何組も存在しており、それぞれの事情から後にようやく出演が実現したというケース(1988年に1度だけ出演した田中邦衛、1990年11月2日に出演した樹木希林等)や現在に至るまで出演が実現していない(故人の場合、生前一度も出演しなかった)ケースも存在する(志村けん(ザ・ドリフターズ、2020年没)などがそれに該当する)。
第1回放送から2000年11月までの初め24年10ヶ月間は、後述する特別企画や特別番組と追悼放送を除き通常では必ず、オープニング後のCM明けに1分間に満たない程度で概ね30秒間から40秒間前後時間をかけて黒柳のみの1ショットで「みなさまこんにちは。徹子の部屋でございます。今日のお客様は」から始まるゲストの説明と紹介をし、「〜さん、今日のお客様です。」で締めてからゲストとの2ショットおよびトークが始まるという構成からなっていたが、後述する徹子の部屋のテーマリニューアル再録を機に以上の時間をかけてのゲストの紹介と黒柳による番組開始の挨拶は廃止、大幅に簡略化された。以降は現在まで、冒頭からゲストとトークするようになり、ゲスト紹介は本編中に行う形に移行している。
本番組の制作は当初、報道局が担当していたが、現在は総合編成局が担当している。
テーマ曲は『徹子の部屋のテーマ』(2000年12月放送分のステレオ放送化によりステレオ収録にアレンジしたものに変わっている)。作曲はいずみたく。テーマ曲は、CD『SHOW WA!バラエティー・レボリューション』の中に収録されている。
番組では1999年4月以降、必ず画面右下に背景のピンクの線(追悼企画時はブルーの線)とゲスト名とトークの内容についての固定テロップを表示するようになり、2004年12月以降、特別企画を行う場合に限って左上にもサブタイトルを表示する場合がある。なお、左上表示は地上波では表示されているが、BS朝日、テレ朝チャンネル1・2の放送及び配信版では表示されていない。BS朝日では一時期、画面右上にあるウォーターマークの左隣に番組タイトルを表示していた。
提供クレジットは表示されるがアナウンサーによるスポンサーの読み上げ(提供コメント)は一切なく、オープニングでゲストの紹介をしてすぐ、エンディングの番組終了時間までトークをする。ただし、地上波では一時期、BS朝日では開局から2年程は提供コメントを行っていたことがあった。なお、年数回放送されるゴールデンタイム特番(『出張!徹子の部屋』『徹子の部屋 夢トークスペシャル』など)や週末単発枠のスペシャル版では通常通り提供コメントを行っている。
正午枠時代は、『ワイド!スクランブル・第1部』からステブレレスで番組が開始される形となっていた。また、12:30の番組終了時も同様にステブレレスの形をとっていた。2015年10月30日までは12:29:55から「このあとはワイド!スクランブル」の告知(5秒間、黒柳が「この後は、ワイド!スクランブル…」とコメント。映像は毎日異なっていた)が流れた後『ワイド!スクランブル・第2部』に入っていたが、翌週11月2日から本編が12:30:00まで拡大されたため5秒告知は廃止となり、そのまますぐ『ワイド!スクランブル・第2部』に入る形となった。
2020年3月30日より13時枠へ移動すると同時にステブレレスを廃止、13:28:55で番組本編を終了し、後続の『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送テレビ制作)の告知が入るようになった。
2020年4月7日よりサービスを開始したTELASAをはじめ、Tver、ABEMAなどの動画配信サービスにて見逃し配信が開始されるとともに、番組の最後に、黒柳による配信の告知を入れる形となっている。
1976年2月2日、前月までの『13時ショー』(1972年10月2日 - 1976年1月30日、黒柳が司会を務めた)を引き継ぐ形として放送開始。
番組開始当初は、黒柳とラビット関根(現:関根勤)が進行する「フラッシュクイズ」という視聴者参加の短いクイズコーナーがあった。「フラッシュクイズ」は、本編トークと同じスタジオで収録されていた。コーナー冒頭には関根がトークゲストのモノマネを披露し、その感想を聞くこともあった。その後、このクイズコーナーは独立して一つの番組として放送されていた時期がある。このコーナーを設けていた理由としては、地味なトークだけでは視聴率が取れないと懸念されたためだが、番組本編とのテンションの
放送20周年を迎えた1996年、19年ぶりにセットを変更、また初めて放送時間を変更・拡大するなど、番組の歴史で初めての大幅なリニューアルとなった。
この枠で放送していた1997年初頭には、放送時間が移動したためか視聴率が3%前後にまで低迷し(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)、打ち切りが検討されていた(この時期は普段、バラエティ番組・情報番組に出演しないような硬派のゲスト が中心を占めており、特にお笑い系ゲストはタモリ程度という時代だった)。しかし、黒柳の「自分の力が続くまではこの番組を続ける」の決意通り、番組打ち切りは回避されて、後に視聴率も安定に戻った
前回のリニューアルからわずか1年半で、13時台に復帰。この頃から、様々なマイナーチェンジが行われているほか、巡回展「徹子の部屋展」や毎年恒例となる「徹子の部屋コンサート」の開催、ゴールデンタイム特番『出張!徹子の部屋』の放送など、新たな試みも行われるようになる。
また、番組が初めてギネス世界記録に認定された。
2014年4月1日より、『ワイド!スクランブル』を一時中断番組に移行の上、放送時間を正午枠に移動 、オープニングと本編の間にCMを挟まなくなり番組開始と同時にトークが開始するといった構成の変更、さらにタイトルロゴも一新するなど、大幅なリニューアルとなった。同時に、直前・直後の番組へはステブレレス(CMなしの直接続)となった。
本番組が13時台から正午枠の移動を行った2014年3月31日→4月1日はフジテレビ系で『笑っていいとも!』が終了し『バイキング』(2020年9月28日より『バイキングMORE』と改題)が開始したのと同じタイミングである。
2014年途中よりゼネラルプロデューサーが交代(藤井智久→寺田伸也)し、12月末の最終放送は前年までの恒例だったタモリの出演が消滅、総集編を約2日間放送するのが恒例となっていた(2018年まで。翌2019年以降は最終放送日前に2回程度となっている)。また、テーマ別のゲストのみの通し企画週も頻繁に行われた。
この移動前には予め決めた特定の日、または週以外での休止はほぼなかったが、枠移動後は『ワイド!スクランブル・第2部・拡大SP』(通常時の『第2部』とは別パート)等の報道特別番組による休止が頻発していた。
放送45年目を迎え、番組開始以来4度目の放送枠移動となり、2014年3月31日以来6年ぶりの13時台復帰となった。
枠移動と同じくして、新型コロナウイルス感染症が流行したことにより、本番組も制作面などに甚大な影響が及ぶ形となった。これにより傑作選の放送も増加した。
また同様に、動画配信サービスでの見逃し配信も新たに開始された。
その他、テレビ朝日が2015年以降(メ~テレなど一部系列局は2016年以降)全国高校野球選手権大会の決勝戦中継のネットを取り止めた関係上、決勝戦開催当日の朝日放送テレビは当番組のネットを返上する。
『徹子の部屋』では、様々な特別企画が行われることもある。以下をはじめとして、複数の日程(1週間など)に亘って特別回を開催することがある(「○周年記念」など)。また、週通しでテーマ別ゲストに限定した「○○ウィーク」なる特別企画を行うこともしばしばある。
なお、黒柳とゲストが過去のVTRを観賞しながらトークする回の場合、セットのテーブルに放送回を収録したVHSビデオテープが山積みされていることがある。
毎年12月に2回程度で年末恒例の総集編を放送する。2014年以降は最終2日間(2018年は4日間)に亘って放送されていたが、2019年以降は通常ゲストの回や追悼特集の間に入る形で、最終放送日の前までに放送されている。
2014年から2016年までは『The Best of 徹子の部屋』のタイトルで放送されていた。また、2020年は12月16日、22日の2回「2020傑作選」と題して放送された。
毎年8月中旬には『終戦特集』として太平洋戦争(第二次世界大戦)にまつわるトークを行う。これは終戦記念日(8月15日)及び、同日の前後数日間に編成される。なお、年度によっては行われない場合もある。
毎年7月と12月にはその半期(12月は年度により1年間の場合もある)に訃報があった過去の出演者を2〜3日間の総集編で送る追悼特集がある。
黒柳と親しく、番組へも複数回出演している著名人の場合、その人のみの追悼編として放送されることもある。
「緊急追悼」と称し、当初の放送予定を変更して訃報から数日以内に放送されることもあり、その場合は黒柳の単独進行、あるいは黒柳の出演も無く過去の出演回を編集した総集編や特定の回の再放送で番組が進められる。
また、訃報から間がある場合は故人に縁の深い人がゲストで出演し思い出話を語ることもある。
黒柳は追悼特集をすることについて「直前の姿ではなく、元気いっぱいで喋ってらっしゃる姿を心に留めてほしい。それもテレビの役割です」と語っている。
ただし、諸事情により、追悼特集が組まれないゲスト出演者も少なくない。
テレビ朝日のニュースや情報番組で有名人の訃報が伝えられる際には、故人が当番組に出演した際の映像が使用されることが多い。
黒柳がユニセフ親善大使に就任した1984年度から、正午枠移動の前年となる2013年度までは、不定期で黒柳のユニセフ親善大使としての活動の様子を特集して放送する回があった(活動は現在も継続)。なお、枠移動後の2014年度以降は「ユニセフ特集」の回は放送されていないが、ゲストが出演する通常の放送回で紹介することがある。
放送35年目を迎えた2010年2月から2011年1月まで、約6回に亘り、過去に放送された著名人とのトークの映像をVTRにまとめて特別企画として放送した(名前の五十音順で構成)。6回とも、スタジオゲストは大竹まこと。
放送したVTRのうち一部は後述する『昭和の大スター名場面スペシャル』でも放送された。
2014年と2015年、8月の上旬および中旬に「夏休みスペシャル」として放送された。
文字通り「昭和の大スター」をテーマに、過去に放送された著名人とのトークの映像を厳選の上いろは順で構成し、特別企画として放送。第1・2回は放送40周年を記念して2016年の11月、第3・4回は42年目突入の2017年2月、第5・6回は5月、第7〜11回(完結編)は10月にそれぞれ(第6回までは2日間だったが、第7回から本企画最終回となった11回までは1週通しで)放送された。11回ともスタジオゲストは中村メイコ。
週通しでテーマを絞り、そのテーマに合ったゲストを連日迎えてトークを行う。ここで挙げる一例の他にも、これまでに様々なテーマの週が行われている。
放送43年目を迎えた2018年より不定期で行われている特別企画で、現在も活躍している著名人の若き日の姿にスポットを当て、出演当時の映像を見ながらトークをする。スタジオゲストは近藤正臣。(×は現在故人)
『徹子の部屋コンサート』(てつこのへやコンサート)は、番組主催によるコンサートで、番組にゆかりのある歌手・アーティストらが一堂に会して行われる。2006年から開始、2019年までで14回を数える。開催時期は12月上旬(年度によっては11月下旬)で、東京と大阪の2会場で行われる。なお、タイトルの頭には『第○回』がつく。
司会はもちろん黒柳が務め、進行役はテレビ朝日男性アナウンサーが担当する(これまでには渡辺宜嗣〈当時〉、寺崎貴司、坪井直樹ら)。コンサートの目標は「終電までに終わる」とのことである。
東京・大阪ともに、一部、出演者が異なる場合がある。
全出演者中、第1回から現在まで毎年出演しているのは南こうせつのみである。また、加山雄三も第1回からの常連出演者であり、2015年(第10回)まで10年連続と、2018年(第13回)の計11回出演した。
2020年(第15回)の公演は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、東京・大阪ともに開催中止となった(2006年の開始以来初、現時点で唯一の中止例)。
開催の翌年の1月に特集放送されている。ただし、放送予定日に、過去に番組にゲスト出演した著名人の死去に伴う追悼特集への変更や、緊急報道に伴う『大下容子ワイド!スクランブル・第2部』拡大放送などにより、休止・放送延期する場合もある。
2018年(第13回)までは開催の翌年の2月(年度によっては1月)に約3日間にわたって放送されていたが、2019年の第14回からは前年までの3日間連続を廃止。同年は1回にまとめた形として2020年1月21日に放送された。また、2年ぶりの開催となった2021年の第16回は2022年1月18日・21日の2回に分けて放送された。
2017年までは、BS朝日及びテレ朝チャンネル2にて(年度により地上波でも)特別番組として放送することもあった(BS・CSでは完全版で放送されていた)。
『徹子の部屋コンサート』とは異なる形として、2013年より、番組主催のクラシックコンサートとして『徹子の部屋クラシックコンサート』が年1回、東京などで開催されている。
黒柳とゲストの間に置かれている生け花は、毎回取り替えられており、フラワーコーディネーターが、ゲストのキャラクターや、衣装との見栄えの相性を勘案しながら生けている。黒柳とゲストが座る椅子は基本的にはソファだが、出演者の数や季節に応じてなどで全く異なる椅子に変更される時が不定期にある。
この見出しにおける「WS2」は『大下容子ワイド!スクランブル・第2部』を表す。
2020年4月7日より、各種動画配信サービスにて見逃し配信、TELASAでは過去放送分(テレビ朝日放送日基準)の配信を行っている。GYAO!以外は、原則各回とも、その日の地上波放送終了後(14時以降)から配信される。
放送枠が13時台へ再び移動した2020年4月1日以降の放送分より、エンディングに続けて、黒柳が本番組のスタジオセットからTELASA・Abemaビデオ(放送上の呼称は「Abema」)・TVerでの配信を告知する5秒間のPR映像(事前収録)を(追悼特集として放送する回を除き)本編と『DAIGOも台所』の告知映像の間に流している。
2010年より年1〜2回ペースで、ゴールデンタイムにて2〜3時間のスペシャル番組『出張!徹子の部屋』(しゅっちょう!てつこのへや)が放送されていた。番組では通常のレギュラー放送とは異なり、黒柳とゲスト(マツコ・デラックスほか)がスタジオの外でトークおよびロケ企画を行う形式だった。ナレーションは片岡鶴太郎が担当。なお、2016年からは後述の『最強夢トークスペシャル』に引き継がれている。
『出張!徹子の部屋』の後継として、放送開始40周年を迎えた2016年からは、年1回ペースで、ゴールデンタイムにて2〜3時間のスペシャル番組『徹子の部屋 ○○ 最強夢トークスペシャル』が放送されている。前回までの黒柳とマツコ・デラックス(以下「マツコ」と記す)との出張ロケは勿論の事、スタジオでもレギュラー放送の夜版として、豪華ゲストを迎えてのトークをおくる。
マツコとの出張ロケ企画では、黒柳と待ち合わせしているマツコがいきなり後ろ姿で登場する所から始まるのが名物。その後で二人の掛け合いとともに、ゲストを迎えての丁々発止トークへと展開していく。
スタジオトークパートでは通常放送とほぼ同じスタイルで展開するが、スペシャル版のため、展開によっては時間尺が長くなることもある。なお、スタジオセットの背景はゴールデンタイムでの放送に合わせて夜仕様となるほか、場合によっては装飾が豪華になることもある。
ナレーションは引き続き片岡鶴太郎が担当している。
番組関連グッズについては、テレビ朝日本社1階アトリウム、東京キャラクターストリート(東京駅一番街)、東京ソラマチ「Tree Village」などにあるオフィシャルグッズショップ「テレアサショップ」や、通信販売サイト「Ropp!ng」などにて販売されている。
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