「チョロQ」(チョロキュー)は、タカラ(現:タカラトミー)から発売されているぜんまい式ミニカー、チョロQを題材にしたゲームソフトのシリーズである。一般的にシリーズと認識されているのは1996年3月22日に発売されたPS版第一作以降のテレビゲーム作品であるが、ここではPC用ゲームソフトとして発売されたものも記述する。
本項では便宜上、タムソフトのシリーズ作品以外のチョロQを題材にしたコンピュータゲームについても解説する。
作品中に出てくる主要な自動車、船、戦車、戦闘機などは、チョロQが題材と言うことで全て丸みを帯びた寸詰まりのデザインにデフォルメされている。また、作品によって開発に携わっているメーカーが違う。
玩具版の「チョロQ」はプルバックぜんまいで動くミニカーだが、「ぜんまい」「いったん後ろに引いてから走る」といった概念は一部を除き存在しない。最近の作品やチョロQWiiと、PS・PS2以外の機種で発売された作品は、漢字が登場しなかったり挙動がリアルで無かったりするなど、子供向けに発売したと思われる物もある(チョロQワークスでは漢字にふりがながつく)。
チョロQ2・チョロQ3のBGMを作曲したのは、作編曲・キーボード奏者の梅垣ルナ(当時、梅垣留奈)ら、コンバットチョロQ・チョロQHGのBGMを作曲したのは、作編曲・ボーカリストの佐藤天平。
ほとんどの作品のイメージ・イラストレーターとして、中村安広がイラストを担当している。 チョロQ1(VER1.02)は、フルサワヒロシ、チョロQWiiでは、多田誠が担当している。
なお、現時点ではチョロQ Wiiを最後に家庭用作品は開発・発売されていない。
機種略称 PS=PlayStation、PS2=PlayStation 2、PS Vita=PlayStation Vita、N64=NINTENDO64、GC=ニンテンドーゲームキューブ、Wii=Wii、GB=ゲームボーイ、GBA=ゲームボーイアドバンス、SS=セガサターン、MSX、88=PC-8801、Win=Windows、Mac=Classic Mac OS、mob=携帯電話、ひかりTVゲーム=ひかりTV
このほか、セガからメダルゲームが発売されている他、サミーより「CRチョロQ」と「CRチョロQターボ」がリリースされている。
『ハイパーカスタマブルGB』はファミ通クロスレビューでは6、6、6、6の24点。レビュアーはストーリーが興味を引き、カスタマイズが楽しくゴルフゲームで打つときのような感覚はチョロQっぽさを再現していて楽だとしたが、システムはよくあるものでグラフィックは旧式、継続して試合があるときにセーブするにはキャンセルする必要がある、負けると賞品がないのは妙に違和感があるとした。
『64』はGameRankingsでは「混在」と判定された。IGNはサウンドとグラフィックを批判。IGNとGameSpotは任天堂のマリオカートやディディーコングレーシングといったレースゲームには及ばないとした。Nintendo Powerはメニューに難があるとした。
『HG2』はMetacriticでは「良好」と判定された。世界を掘り下げ、深みがあると賞賛、サウンドが批判された。
『新』はMetacriticでは「混在」と判定された。
『チョロQ!』はMetacriticでは「混在」と判定された。
『HG4』はMetacriticでは「一般的に好ましくない批評」と判定された。
海外版の相違点は、いくつか存在する。また、ローカライズされた作品が、日本語版と比較すると良い点を持つ作品や、悪い点がある作品もある。
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