『レディ・イン・ザ・ウォーター』(英: Lady in the Water)は、2006年のアメリカ映画。M・ナイト・シャマラン監督のファンタジー。
大きな対抗馬的作品も無く、ミステリー映画に相応しいとされる秋に公開された作品にもかかわらず、興行収入は伸び悩み、シャマラン監督の作品では最低の記録となった。これは、過去の作品に比べると大きなオチも無かった事で、評論家に相当叩かれたことが影響した。
そのこともあってか第27回ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞他全4部門にノミネート、最低監督賞・助演男優賞(シャマラン本人)の2部門受賞という結果となった。
多国籍で個性的な住人が住む「コーブ・アパート」の管理人クリーブランドは、アパート管理をする平凡な日々を送っていた。ところがある夜、中庭のプールで「ストーリー」と名乗る謎めいた女性と遭遇する。彼女は水の精「ナーフ」という存在で、「青い世界」からある目的のために人間界にやって来たという。クリーブランドは東洋人親子が語る御伽話をヒントにストーリーに目的を果たさせる。目的を果たしたストーリーは「青い世界」へ戻らなければならないが、それを阻止しようとする恐ろしい怪物が現われる。クリーブランドは住民たちの協力を得て御伽噺に語られる協力者を集め、ストーリーが無事に戻れるように奔走する。
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは212件のレビューで支持率は25%、平均点は4.30/10となった。Metacriticでは36件のレビューを基に加重平均値が36/100となった。 カイエ・デュ・シネマの2006年の年間ベストテンで6位に選出された。
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