旧制松山高等学校(きゅうせいまつやまこうとうがっこう)は、1919年(大正8年)に愛媛県松山市に設立された官立旧制高等学校。
設立当初の校舎は松山市萱町2丁目の松山市公会堂を借り受けた仮校舎であり、開校2年目の1920年(大正9年)8月、温泉郡道後村大字持田に完成した新校舎に移転した。
1945年の空襲で校舎と寄宿舎を焼失した後は焼け残った講堂や武道場、校外施設(石手寺など)で授業を行った。持田校地は新制愛媛大学への包括により文理学部校地として継承され、その後教育学部附属学校の校地となり現在に至っている。
現在、旧制高校時代の講堂(章光堂)は1963年(昭和38年)以降、愛媛大学附属中学校の講堂として使用され、1998年(平成10年)に国の登録有形文化財に登録された(松山市内では初)。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou