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日本卓球


日本卓球


日本卓球株式会社(にっぽんたっきゅう)は、日本大手の卓球用品メーカー。略称・ブランド名はNittaku(ニッタク)。本社敷地内にニッタク卓球道場がある。

概要

1920年(大正9年)前身となる『ハーター商会』として創業。1947年(昭和22年)7月に、日本卓球株式会社を設立し卓球専門メーカーとして事業を開始。国内で唯一国際卓球連盟公認球を製造するメーカーである。国内で最も古い卓球専門雑誌「月刊誌ニッタクニュース」の発行元としても知られる。また、中国の上海紅双喜股份有限公司と業務提携しており、同社のキョウヒョウ、テンキョクといったラバーの販売を行っている。

男子の有力選手を多くアドバイザーとして抱えるバタフライと比べ、アドバイザーには石川佳純や伊藤美誠など女子の有力選手が多い。

沿革

  • 1920年(大正9年)9月 初代社長向原関一が「ハーター商会」として創業
  • 1947年(昭和22年)7月 日本卓球株式会社設立
  • 1971年(昭和46年)「ニッタク3スター球」が初めて世界選手権大会の使用球に選ばれる
  • 1974年(昭和49年)2代目社長に向原一雄が就任
  • 1992年(平成4年)初めてオリンピックの使用球に選ばれる
  • 2000年(平成12年)3代目社長に北岡功が就任
  • 2001年(平成13年)茨城県古河市に物流センターを開設

アドバイザリースタッフ

選手

アドバイザー

  • 平野早矢香
  • 作馬六郎

世界選手権やオリンピックでの使用球

ニッタクブランドの卓球ボールは以下の大会で使用された。

第31回(1971年) 名古屋(日本)
第33回(1975年) カルカッタ(インド)
第35回(1979年) ピョンヤン(北朝鮮)
第36回(1981年) ノビザド(ユーゴスラビア)
第37回(1983年) 東京(日本)
第38回(1985年) イエテボリ(スウェーデン)
第39回(1987年) ニューデリー(インド)
第41回(1991年) 千葉(日本)
第42回(1993年) イエテボリ(スウェーデン)
第44回(1997年) マンチェスター(イギリス)
第46回(2001年) 大阪(日本)
第47回(2004年) ドーハ(カタール)
第48回(2005年) 上海(中国)
第54回(2017年) デュッセルドルフ(ドイツ)
バルセロナオリンピック(1992年)
アトランタオリンピック(1996年)
ロンドンオリンピック(2012年)

代表的なラバー

日本製、ドイツ製、中国製とラインナップが豊富なのが特徴で、現在は独自のIEラバーとテンション系が主力となっている。

IEラバー
合成ゴム比率を上げることにより高弾性を実現したラバーであり、同社ではテンション系には分類していない。レナノスシリーズ、ハモンドシリーズがこれにあたる。
ACラバー
IEラバーに続いてニッタクが開発したラバー。天然ゴム比率を上げることにより、高いグリップ性能と長寿命を実現している。
テンション系ラバー
すべてドイツ製。ナルクロスシリーズ、モリストシリーズがこれにあたる。
紅双喜シリーズ
中国の紅双喜と業務提携している関係で、紅双喜ラバーを販売している。ニッタクが販売しているものは輸入用に分類されている。また、日本製スポンジを組み合わせたプロシリーズもある。キョウヒョウシリーズ、テンキョクシリーズがこれにあたる。

テレビ番組

  • ひるぶら「五輪で跳ねろ! 卓球支える舞台裏〜茨城・古河市〜」(2016年10月10日、NHK)- ニッタクのボール工場から生中継
  • 日経プラス10 ニッタク古河工場に迫る!(2020年11月13日、BSテレ東)
  • あさイチ ニッタクボール工場から生中継!(2022年5月11日、NHK)- ニッタクボール工場から生中継

脚注

外部リンク

  • 日本卓球
  • 紅双喜

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 日本卓球 by Wikipedia (Historical)



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