南綾瀬町(みなみあやせまち)とは、東京府南葛飾郡にかつて存在した町である。現在の葛飾区の西北部に位置していた。葛飾区立南綾瀬小学校等にその名をとどめる。
沿革
- 1889年(明治22年)5月1日 - 町村制の施行に伴い、上千葉村、小菅村、小谷野村、柳原村の全域と、以下の5村の各一部が合併して南綾瀬村が発足(カッコ内は残部の編入先)。
- 下千葉村の大部分(亀青村)
- 堀切村の大部分(隅田村)
- 隅田村(隅田村、寺島村)
- 砂原村飛地(亀青村)
- 亀有村飛地(亀青村)
- 1928年(昭和3年)11月1日 - 南綾瀬村が町制施行して南綾瀬町となる。
- 1932年(昭和7年)10月1日 - 南葛飾郡全域が東京市に編入。南綾瀬町の区域は葛飾区となる。
- 1934年(昭和9年)6月1日 - 葛飾区柳原町全域と小谷野町の一部(荒川放水路以南)が足立区に編入される。
交通
鉄道
- 国鉄(現JR東日本)
- 常磐線:町域内を通過しているが、駅は存在しなかった。最寄り駅は綾瀬駅、亀有駅。
現在の地名
お花茶屋、東堀切、小菅、西亀有一丁目、二丁目、三丁目、堀切四丁目、五丁目、六丁目、七丁目、八丁目(いずれも大体の範囲)
足立区柳原一丁目、二丁目
関連項目
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