初瀬 亮(はつせ りょう、1997年7月10日 - )は、大阪府岸和田市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ヴィッセル神戸所属。ポジションはディフェンダー(サイドバック)。元日本代表。
中学時代にだんじり祭に専念するか迷った末にガンバ大阪のアカデミーに所属。ジュニアユース加入時は中盤の選手だったが、中学1年の夏から左サイドバックに転向した。ジュニアユースでは、2012年に史上初となるU-15年代全国3冠を達成した。2015年シーズンは第2種トップ可登録選手としてトップチームに帯同、天皇杯の準決勝、決勝にベンチ入りした。2015年11月24日、2016年シーズンからのトップチーム昇格内定が発表された(同期昇格は高木彰人、市丸瑞希、堂安律)。
2016年、市立吹田サッカースタジアムのこけら落としマッチとなった2016年2月14日の「Panasonic Cup」名古屋グランパス戦にて、ユースからの昇格1年目ながら右サイドバックの先発メンバーに抜擢された。3月6日、J1第2節ヴァンフォーレ甲府戦でJ1リーグ初出場、長沢駿の決勝ゴールをアシストした。5月14日、ACL第6節のメルボルン・ビクトリー戦でプロA契約を満たしたことが発表された。1年目はJ1で5試合にとどまったが、U-23チームで15試合に出場した。
2017年2月22日、ACL第1節のアデレード・ユナイテッドFC戦では後半途中から投入され、本職ではないインサイドハーフとして出場した。3月5日、J1第2節の柏レイソル戦では今季初先発を飾ると、長沢駿の2得点目をアシストした。6月21日、天皇杯2回戦のヴェルスパ大分戦でプロ初得点を決めた。10月29日、第29節のベガルタ仙台戦ではCKから長沢駿の得点をアシストして、公式戦4試合連続のアシストを記録した。
2019年、ヴィッセル神戸に完全移籍。2月1日、アメリカ遠征中に行われたロサンゼルスFCとのプレシーズンマッチで、FKを直接決め、移籍後初ゴールを挙げた。J1リーグ戦では開幕から左サイドバックでスタメン出場していたが、守備面での脆さが目立ち、左サイドで縦関係を組むルーカス・ポドルスキに怒られる事も度々であった。夏に酒井高徳が加入したことでポジションを失い、9月5日、J2のアビスパ福岡に育成型期限付き移籍。シーズン終了後に神戸に復帰。
2022年4月2日、第6節の京都サンガF.C.戦でJ1リーグ初得点を決めた。
2023年は、左サイドバックでレギュラーを掴み、リーグ戦33試合1得点8アシストを記録するなど、クラブのJ1リーグ初優勝に貢献した。
2016年、AFC U-19選手権に出場するU-19日本代表メンバーに選出される。準決勝のベトナム戦では左サイトバックとして先発出場し、セットプレーのキッカーとして2得点に絡む活躍を見せた。2017年11月29日、EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2017に向けた国内組のみで構成された日本代表に初招集された。
・元々は右利きながら、「小学生の頃、中村俊輔選手に憧れて左足ばかり練習していた」ため両足を使いこなせる。コーナーキック等では左足でボールを蹴ることが多い。本職は左サイドバックだが、右サイドバックとしてもプレーする。
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