『くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!』(Pooh's Grand Adventure: The Search for Christopher Robin)はディズニー版『くまのプーさん』の長編第2作(76分)。
くまのプーさん 完全保存版の20年ぶりの続編。クリストファー・ロビンを探しに出たプーさんと仲間たちの冒険を描く。今作以降の続編はウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパンが製作を請け負っており、多数の日本人スタッフが製作に関与している。
ある年の秋の1日目。小学校の新学期が始まった日、プーさんが目覚めると家の前にはちみつのつぼが。しかし手紙が付いていることに気付かず、はちみつで手紙をべっとりと汚してしまう。親友のクリストファー・ロビンに読んで貰うおうと探しに行くが、森中の何処にもいない。プーさんはピグレット、ラビット、ティガー、イーヨーと共に、オウルに字を読んで貰おうと彼の家へ行く。オウルが汚れた手紙に書いてある文字を読んでみると「プーへ、僕は遠くに行く、食べられて、骸骨になる」その手紙の送り主がなんとクリストファーだった。プーさん達は大切な友達を助けるために冒険へ出発した。
ティガーの初代声優ポール・ウィンチェルが最後に出演した作品。
「くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!+more」というタイトルで、2000年7月5日に発売。6曲の歌の英語版、日本語版に加え、4曲のオリジナル・クリップが収録されている。
Rotten Tomatoesでは8件のレヴューのうち38%が肯定的で平均点は100点満点中45点だった。[エンターテインメント・ウィークリー]のジョージ・ブルーストンは「甘ったるい」としてCの評価を与え、『くまのプーさん 完全保存版』を形付けた「子どもの気持ちと大人の機知」が欠けている、と論評した。Reel Film Reviewsのデイヴィッド・ヌサイルは「退屈」と評した。 批判的な評価ばかりでなく肯定するものもある。Kabooseのジェーン・ルイーズ・ボーサウは楽曲と映像を賞賛した。Movie Metropolisのジョン・J・プッチオも肯定的に評価し、ミルンの原作より「冒険的」な筋書きによって素朴だが迫力にかける映像表現を補っている、と論評した。ジーン・シスケルとロジャー・イーバートも肯定的に評価した。
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