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エウリュビアー


エウリュビアー


エウリュビアー(古希: Εὐρυβία, Eurybiā)は、ギリシア神話の女神、あるいは人間の女性である。長母音を省略してエウリュビアとも表記される。

  • ポントスの娘
  • テスピオスの娘の1人

の2名が知られている。以下に説明する。

ポントスの娘

ガイアとポントスの娘で、ネーレウス、タウマース、ポルキュース、ケートーと兄弟。ティーターンのクレイオスと結婚して、アストライオス、ペルセース、パラースの3人の有名な子孫を残した。エウリュビアーは、ポセイドーンの支配下の副次的な海の女神である。

エウリュビアーは、ヘーシオドスの叙事詩『神統記』、そしてアポロドーロスの作品『ビブリオテーケー』で、簡潔に触れられている。

テスピオスの娘

テスピオスの50人の娘の1人。ヘーラクレースとの間にポリュラーオスを生んだ。

脚注

参考文献

  • アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
  • ヘシオドス『神統記』廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)
  • 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年)

関連項目

エウリュビアは、北米の草花アスター(en:Aster)の1種の名前でもある。

Collection James Bond 007

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: エウリュビアー by Wikipedia (Historical)