Aller au contenu principal

東紀州


東紀州


東紀州(ひがしきしゅう)は、令制国の紀伊国東部に由来する地域区分で、三重県を北勢・伊賀・中勢・南勢(伊勢志摩)・東紀州の5つに区分した地域のひとつ。

古くから「南紀」「熊野」と呼ばれる牟婁郡の東半、同郡分割後の北牟婁郡・南牟婁郡にあたるが、旧・北牟婁郡錦町のみ町村合併により南勢に含まれている(現・度会郡大紀町錦)。

NHK津放送局の気象情報では、中勢に含まれる多気郡大台町および南勢に含まれる度会郡大紀町と合わせて「紀勢・東紀州」として扱われており、熊野灘に面した日本有数の多雨地域で知られる。

県南部に位置する東紀州地域は、典型的な過疎地域でもあり、県北部と比べ経済格差や生活基盤整備の遅れが見られ、三重県における南北問題と呼ばれている。その一方で、民間と行政の協同する地域づくりが注目され始め、「東紀州活性化大学」など地域の自立に向けた人材育成が展開されている。

衆議院の小選挙区では、三重県第4区に含まれる。

県民センター

県民センターの管轄地域とその地域の推計人口は以下の通り。

  • 紀北県民センターの管轄:尾鷲市および北牟婁郡(尾鷲生活創造圏)。人口27,968人、面積449.26km²、人口密度62.3人/km²。(2024年5月1日、推計人口)
  • 紀南県民センターの管轄:熊野市および南牟婁郡(熊野生活創造圏)。人口32,007人、面積541.1km²、人口密度59.2人/km²。(2024年5月1日、推計人口)

生活創造圏

県下では、9つの生活創造圏が県庁により設定されている。

  • 生活創造圏の地図
  • 生活創造圏ビジョン

東紀州の範囲は、以下の2つの生活創造圏に相当する。

  • 尾鷲生活創造圏:尾鷲市、北牟婁郡(紀北町)
  • 熊野生活創造圏:熊野市、南牟婁郡(御浜町、紀宝町)

都市圏

都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
  • 10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
  • 2005年
    • 10月1日:熊野市と紀和町が合併し、熊野市となる。
    • 10月11日:紀伊長島町と海山町が合併し、紀北町となる。
  • 2006年1月10日:紀宝町と鵜殿村が合併し、紀宝町となる。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 寺口瑞生(2003)"過疎からのブレークスルー-観光と環境を取り入れた地域づくり-"『観光と環境の社会学』(古川彰・松田素二 編、シリーズ環境社会学4、新曜社、2003年8月25日、298pp. ISBN 4-7885-0867-2):246-258.
Giuseppe Zanotti Luxury Sneakers

関連項目

  • 紀伊国
    • 南紀
    • 牟婁郡
      • 紀北
      • 紀南
  • 熊野国造
  • 熊野三山
  • 伊勢路 (熊野古道)

外部リンク

  • 一般社団法人東紀州地域振興公社
  • 東紀州ほっとネットくまどこ

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 東紀州 by Wikipedia (Historical)